[写真詩]足跡。※人気作品にヒトコト。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

[写真詩]足跡。※人気作品にヒトコト。

作家 吉井春樹 366の手紙。-三歩。



三歩すすんで二歩さがる、
つまり、五歩も動いてる。



というコトバを、
その昔、書きました。



おかげさまでフォトカードになって
いろいろな場所で販売されてるのですが、



東急ハンズや、
ヴィレッジヴァンガードで、
みつけてくれた人たちから、


たくさんの方から
このコトバへの
ご感想をいただきます。



このコトバが
生まれたきっかけは、
ポジティブすぎず
ネガティブでもない、
バランスのとれた思考は
ないものかと考えた末です。





「自分を好きになる。」
「自分で自分を褒める。」
「自分で自分を許す。」



いろいろなすばらしい自己啓発書などで、
このようなメッセージが込められています。


僕も含めた僕のまわりの人は、
その書籍を読んだすぐあとには、
モチベーションがつづいているのですが、
時間が経ってしまうと薄れていきます。


とても残念です。


せっかく、ものすごく向上した、
モチベーションや自信が、
いつのまにか薄れてしまうようなのです。



それはココロのどこかで、
”無理している”と、
無意識のうちに感じているから。


だからこそ、知らず知らず、
モチベーションや自分の重要度が
少しずつ薄れていくのだと考えました。


そして、
好きになるでも、
褒めるでもない、
新しい自分との接し方に、
あるとき気づくことができました。



自分で自分をねぎらう、
そのことをです。



ネガティブな場合は、
せっかく3歩もすすんだのに
2歩もさがってしまってダメだ。

という感じでしょう。



よくあるポジティブ思考だと、
3歩すすんで2歩さがっても
”1歩すすんでるんだからすごい!”

という結果を称えるように思います。



そして、
自分で自分をねぎらうために、


三歩すすんで二歩さがる。
つまり、五歩も動いてる。


という、コトバをつくりました。



動いたことに価値がある。
立場や環境が変われば、
何が正しいかなんて逆転します。


前であれ、後であれ、
右であれ、左であれ、
動いたあとには、5つの足跡が、
たしかに残っているはずなのですね。


そんな自分の足跡を
見逃さないような日々を
すごせたらいいな、そう思います。


だから、みなさんが今日、
刻んでくださって、僕への足跡が、
とってもとっても嬉しいです。




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