先月から身体の不調が続いていたため、
病院を受診、検査等受けてみましたが、
結果は特に大きな問題はありません、とのことでした。
「これはもしかしたら、
『精神的なストレス』が身体症状として出てしまっているのかもしれない・・」
普段から自分の心身の状態には気を配り、
バランスを整えるための工夫なり、ストレス解消を心がけてきたつもりです。
それなのに、まだ自分でも気づいていない部分で、
身体の内側から“SOS”が出されているのかもしれない。
仕事上、信頼できるプロ(相談相手)は多いので、
相談すべきかもしれない、と考えました。
そこで、相談するにあたり、
現在の症状、いつからそうなっているか、どういう時に出る/出ないのかなど・・
初診時の問診票に記載するような内容を自ら書き出して、整理してみました。
すると、状況が視覚的に捉えられて、より客観的に把握することができ、
自分が漠然として捉えていた「ストレス」が明確になってきました。
ようやく「ストレスを感じている自分」を受け入れられたよう・・
ここまで分かってくると、一応私もプロのカウンセラーとしてやっているので、
これからどうすればよいか、
どう対処すればよいか、
自分の課題はどこにあるのか、ということについても見えてきました。
今回のストレスの原因は、
仕事場面において
「人に合わせすぎて、自分の意見や考えを伝えずに我慢していた」こと。
そして自分の課題としては
「上手な自己主張(アサーション)」ができるようになることで、
できるようになってきたら、ストレスも緩和されるであろうことが予想されました。
職業柄というのもありますが、
相手を受け入れ、理解しようという態度・心構えばかり先行してしまい、
「自分を大事にする」という部分が足りていなかったのかもしれません・・
また、どこかで「良い人」「良いカウンセラー」として
見られることに意識が行き過ぎていたようにも思います。
一方で、自分自身の心身のバランスを保っていくうえでは、
受け入れるばかりでなく、
ほどほどに自分の気持ち・考えを上手に伝えていくことも必要。
また、人との「ほど良い距離感」も大切で、
改めて関係を見直していく必要があるなとも考えました。
ただ、自分の課題に取り組むことって、
けっこうしんどいですよね・・
ここまで自己分析・セルフカウンセリングしたところで、
身近な「プロ」に
「これを乗り越えられたら、また次の成長につながりそう。でも、今はしんどいです」と
こぼしてしまいました。。
その時に、あまり詮索はせず、私の話に耳をかたむけ、
落ち着いたところで一言、
「まあ・・今までも大丈夫だったから、今回も大丈夫でしょう」と。
その言葉に、とても救われる思いがしました。
と同時に、「さすがプロだなぁ」とも(笑い)。
あれからしばらく経ち、私の課題への取り組みはまだまだ現在進行中、
模索しながらなんとかやっているところです。
でも、徐々に身体症状も緩和されつつあります。
人間の心と身体というのは、本当に不思議なもので相関し合っているんですよね。
改めて実感。
カウンセラーとして、
クライエントの方の悩みに耳をかたむけつつも、
自身の課題と向き合うことも、まだまだ実践中です。
(前回のブログに戻ってしまいました、苦笑)