明日は節分。

私は毎年、朮の神事で、朮餅を頂き、夜、朮を焚いて、お餅を焼きます。

神道を信じているというのではなく、日本の四季を愛しているので、お祭りを大事に思っています。…そんな気持ちで神社に行くので、日本の神様、ごめんなさい!


朮は、焚くとツンとした、薬のような香りです。山野に自生しているらしいのですが、何処に生えているのか、知りません。
(;^_^A


60センチぐらいのキク科の多年草だそうです。だからきっと、ハルジオンみたいなのかなと想像しています。違うかも?

昔からお薬に使われていたらしく、お屠蘇の中にも入っている薬草。


朮、所詮雑草よね。
でも、雑草…って、言い方は酷いですから、
…野草と呼びましょうか。

野草のなかでも愛されている代表格は、菫。綺麗です。
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綺麗でなくても、なんとなく好かれている春のお花があります…
薺…

よ、読めない漢字だわ!
('~`)!



↑なずな です。


以下の詩は、昨年作り、私のグリーの3月のトップ画面の詩に使っていました。

こちらで、新しい読者さんが何人かいらっしゃいますので、今回、また載せてみます!
なずなの花言葉を謳った、小さな朝の物語です。



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 「花言葉(なずな)」

ほんのり春になりました

野原で集めた白い花

二人のお部屋に飾りましょう


小さな村の教会の

モーニング・ヒムが聴こえます

そろそろ朝食(アサゲ)の支度です


焼きたてパンに手作りバター

マーマレードも添えましょう


あなたの好きな珈琲の

香りがお部屋を包みます


少年のような愛しい寝顔

左のピアスにキスをして

ほんのり朝陽に染まりましょう


窓辺の花が揺れています


(私の心、見えますか?)



何処にでもある花ですが

想いを告げる花言葉…


《あなたに全てを捧げます》



※薺って、ペンペン草です。野の花ですが、素敵な花言葉をつけてもらった、幸せ者です!