春告げ草

変わらぬものは
掌の中にと

目を閉じて
信じて

君を待ってた


そんな私を
馬鹿だと笑う?



変わらぬものの
腕の中にと

目を閉じて
信じて

愛を探した


そんな私を


君は…


君は…。




静かに寄り添う
春告げ草



変わらぬ愛を
貫く強さと

揺らいだ愛を
許す優しさ



 春の陽はすぐそこ

 蕾は…夢見る



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※梅の花って、和名では春告げ草と言うのだそうです。枝一杯の見事に咲いた梅も綺麗ですが、こんなふうに寄り添って咲く梅も素敵だと思いませんか?



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このお花、ご存じですか?
これは、節分草です。
この詩は最初、早春に咲く節分草を思い浮かべて作ったのですが…「春告げ草」が梅のことだとわかったので…節分草を春告げ草と勝手に呼ぶのもどうかなぁ…みたいな感じになってしまいました。(苦笑)

でも、梅は「草」というイメージではなく、やっぱり「木」ですから…私の中ではやはり、この詩は、節分草なんですよね。


春を告げる花は、他にも沢山ありますが、寄り添うように咲く花が、私は好きです。

例えば、こんな花とか。
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雪割り一華(ユキワリイチゲ)です。


そして、ひそやかに咲いていても、太陽の陽射しを浴びて、見た目以上に逞しい菫の花も、春の野草の中では大好きな花です。
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寒い日が続いていますが、暖かな春の日を夢見て…。

春は必ず来るから。