友人モアイさんのお姉さま(美人・壇れいに似てるので、れいこさんとしよう)が、ホームスティしてた頃の話。
(結構、ホームスティ経験者がいて今更びっくりする)
れいこさんと私は同じ短大なんですが、ここのホームスティは、2週間・2人1組、地元の大学の講義受けながらボランティア活動もする・・・という内容なんですね。
で。2人1組で、各家庭に送り込まれるんですが。
これがタイヘン。
いくら友達と言ったって、親友って程じゃないし。たまたまチーム組まされたわけで。ましてや、全くの異国の知らない家庭に衣食住お世話になるわけですから。
アナ:「そりゃタイヘンよねぇー。勝手に食べろって言われても、ひとんちの冷蔵庫って何か開けづらしいし。18・9の頃って尚更じゃない」
そもそも小さい時からやわらかく炊いたご飯と、天然ダシのお味噌汁で育った日本人の小娘に食えるものがあるかどうか・・・。
モアイ:「まーでも、れいちゃんは、意外になんでも食べれるのよ。服だって、別に持ってくものだし。とすると、住よね」
・・・・すむところ、ですか・・・。ホストファミリー、相当変わったおうちだったのかしら
。
モアイ:「てゆうか。家族の人じゃなくて、友達っつーか・・・」
アナ:「・・・ま、友達と24時間一緒にいるっていう経験もそうないだろうから、知らない部分も多いんだろうけど・・・」
モアイ:「そうなのよっっ。例えば、アタシだって、アンタが旅行に行くと、毎日パンツばっか洗ってるなんて知らなかったわけよ」
アナ:「いや、私・・・霜降り綿パンが好きだから・・・。限られた数しか持って行かないもんだから・・・洗うしかないんだけど・・・」
で。どうも。お姉ちゃんの相棒である友達は、詰まらせるのが得意らしい。
トイレを。
アナ:「それってー、ただ単にマンションの上の方で水圧弱いとか、配管古いとかじゃないの」
モアイ:「違う。1戸建。・・・だって、その娘だけなんだよ。確かにれいちゃんは普段ベンピ気味だけど、その子は、毎日毎朝絶対詰まらせるんだって」
・・・・ど、どんだけスゴいものを・・・。しかし羨ましいくらい快腸ね
。
アナ:「同じ家に寝泊りしてんだから、二人同じもの食ってんだろーにねーーー。へーーーーー」
で。その度に、パパが、スッポン持って、便所に向かってフゴーーーーッて言いながら、がっぽんがっぽんするらしいんだけど・・・。
さすがに彼女、あまりにも続いて恥ずかしくなったらしく。
モアイ:「“お願いれいちゃん。今日は、れいちゃんが詰まらせたことにして”・・・・って・・・言われたんだって・・・・
」
アナ:「・・・・・・」
別に可能なことだけど、そりゃ不名誉な・・・・・。
で、そのうち、毎日交代でそれぞれが詰まらせたことして・・・になってしまい。
その度にそこんちのパパが、ガッポンガッポンするという・・・。
「パパ、いつもゴメンね」って謝ったら。
「気にするな。日本人は米食だから、きっと腸が長いから、超ロングなんだろう」って言われ。パパ、ほんとは相当頭に来てたらしいけど。
結局、その街では、人づてに「日本人の女は、あんなに華奢なのに、すんごいう○こをする」という事になってしまったらしい・・・。