ところがところが。
ちょっと南下して、アフリカ大陸はエジプトに入った途端。
モハメドA:「君はボクの輝く月だっっ」(初対面)ホントにこう言うらしい。
モハメドB:「君無しでは生きられないっ」(初対面)ガイドさん。他の客そっちのけ。
メハメドC:「結婚してくれーーーっ」(初対面)いいなんて言ってないのに、あやうく婚約者として家族に紹介されそうになる。
・・・の嵐だったらしい。
「モハメド」っていうのは日本で言う「太郎」とか「一郎」なみに超メジャーな名前で、あっちにもこっちにもいるらしい。
クラスの殆ど「モハメド」みたいなカンジらしい。
しかし、アプローチ、アツイよね。直球だよ、直球。
さり気なく、「おいしいカフェがあるよ」なんかじゃなくて、いきなりプロポーズ大作戦。
特にエジプトでは、日本女子は人気あるらしい。
理由としては、やっぱり、宗教的に厳しい、だけどだけど・・・その分、いや、かえって、興味アリアリ状態らしい。
まあ、アバンチュール目的の女子も確かに存在するらしいんだけど、基本的に日本女子は、優しいし愛らしい・・・と思われているそうな。まあいろんな理由があるらしいんだけど。
以前、「日本の女性は、目が小さくて、鼻が低くて、唇も小さくて薄くて、ちょっとしかない首(?)でうんうんうんうん頷いていて、なんてかわいいんだっ」と言っていたオーストラリア男子がいた。・・・それ、褒めてんのか。・・・どーなってんだ。
とにかく、モアイさん、エジプトに入った途端にモッテモテ。
まあ、でも特に何があった・・・つてワケでもないんだけど。
他の日本女子もでそうだったわけでも無いらしく。
確かに・・・と私は激しく頷いた。
そう。モアイじゃない。モアイじゃないのよ。
アナナス「そーいやアンタったら、そっくりじゃないっ。ツタンカーメンにっっっっ」
モアイ「それを言うなら、クレオパトラだろっっ」
いや・・・クレオパトラは・・・どんな顔なのかよくわかんない。
前世が関係しているのかいないのか。
人にはそれぞれ、咲く場所・・・というか、適した場所ってのがあるらしい。
私の花咲く場所はどこ?