OSK日本歌劇団の翼和希さんのトップスター就任記念公演
『レビュー in Kyoto
レゼル〜Les Ailes〜南座バージョン』
4月27日 11:30公演
観劇してきました。
その前に…
早めに着いたので四条通の突き当たりにある八坂神社に凄く久しぶりにお参りしてきました。
そして南座へ
レゼルというのはフランス語で翼という意味なのだそうで、OSKの新トップスター・翼さんのお名前と掛けているのだと思いますが素敵なタイトルですね。
レゼルの初公演は山口県岩国市で、その後に香川県東かがわ市、名古屋市、その間にシンガポール公演と続き南座が最終公演地です。
名古屋市までは出演者がなんと11人だけ!
私は見ていませんが、これだけの人数でも出演者が少ないと感じさせないレビューだったと聞いていたので、人数が30人に増えた南座バージョンは素晴らしいだろうと楽しみにしていました。
そして期待を裏切らない華やかでパワーを感じた舞台でした。
実は翼さんの体調不良のため本来の初日から3公演が中止になり、初日となった26日15時公演はファンの皆さんはドキドキだったのではないでしょうか?
でも翼さんは元気な姿を見せてくれたとの事で、私が観劇したのはその次の回でしたが、体調不良だったとは思えなくて安心しました。
翼さんは元々声量があって歌が上手いけれど、踊ったすぐ後でも変わらないパワフルは歌声は素晴らしいです。
そして相手役の娘役トップスターの千咲えみさんは可愛らしくもなり妖艶にもなりと場面の変化が良かったです。
元々OSKの娘役さんは相手役に合わせるというよりそれぞれが自立して凛とした輝きを感じますが、翼さんと千咲さんは同期なので息がぴったりでその上にそれぞれの持ち味が出ていて素敵なトップコンビです。
それから私が印象に残ったのは出演者の中で唯一翼さんより上級生の華月奏さんと翼さんが握手する場面でした。
翼さんの笑顔に華月さんに対する信頼感を感じれて、OSKにおける華月さんの存在感を改めて感じました。
もちろん華月さんのキレキレのダンスも健在でした。
そしてOSKの素晴らしいところは団員さんが多くないので若手でも幾つもの出番があるので、どんどん成長していくことです。
南座の出演者は30人でしたが、翼さんのすぐ下の学年の登堂結斗さん、天輝レオさん、それから壱弥ゆうさん、京我りくさんという有力男役さん4人が心斎橋にあるBP(ブルックリンパーラー)の舞台に立たれているのに、この方々がいなくても燕尾服姿の男役さん達が階段のセットでビシッとダンスをしていて素敵でした✨
4人の男役さんの学年と被る出演者は椿りょうさんだけでしたが、椿さんは歌も上手いしシュッとした容姿が魅力的です。
椿さんは今年秋の『たけふレビュー』や来年1月から2月のミュージカル『梅雨将軍信長』の主演も発表されて、期待されているんだなと分かりますがそれが納得できる活躍でした。
フィナーレはおきまりの「さくら咲く国」で、客席もミニパラスソルの花が咲いて盛り上がっ舞台でした🌸
次にOSKの舞台を見るのは松竹座の『レビュー夏のおどり』です。
『レゼル』に出演した椿さんは『夏のおどり』は出演せず、BPに出演した4人の男役さんは『夏のおどり』に出演なので、どんな舞台になるのかまた楽しみです♪