◇注意書き◇



捏造お話になってます



今回は超短編を4つ
140文字を目安に作ってるので
だいぶ文章削ってあります



上から
①ラヴィオ→ヒルダ
②ヒルダ→ラヴィオ
③アイリン→リンク
④リンク→アイリン
になってます


診断メーカーから
お題をいただきました!



エログロ要素ゼロ!
ほのぼのかな?
大丈夫そうであればどうぞ


























「ラヴィオ」



ボクを呼ぶその優しい声が大好きで
毎日あなたに会いに行く。



けれどその日
あなたはボクの名を呼ばなかった。



ご両親の命日だった。



墓前で背中を丸めて
華奢な肩を震わす姿を
そっと見つめるしかできなかった、
否、そうしなければならなかった。



“これからはボクがずっと側にいます”



言いたくて言えない、
言ってはならないその想いを
そっと心の奥深くにしまいこんで



「雨が降り出しましたね」



と傘を差し出した



告げられない恋心が滴になって、
あなたの心に降り注ぐ












あの翡翠色の瞳は
今日もどこか遠くを見つめている。



私が覗き込むと
いつもすぐにふいと逸らしてしまう。



「あなたの眼、とても綺麗ですね」



と褒めても



「ですから、
もっとよく見たいのですが」



素直にお願いしても



「恥ずかしいです」と
フードを被って隠してしまう。



むぅ。
私はただ、その綺麗な眼に
私だけを映してほしいだけなのに。



――これって恋なのですか?














配達の帰り道。
ふと気まぐれに商店街の上を横切った。



何か用があったわけじゃない、
だけど、何かに導かれるように。



「リンク…?」



見覚えのある髪色が
視界の端をちらついた。



確かめるために
大勢の人が買い物をしている
その真ん中に降り立つ



「やあ、アイリン。奇遇だね」



手を振り近寄ってくるその人は
間違いない、やっぱりリンクだ



「たまたま通りかかったのよ」



「不思議だね。
こんなに賑わってるのに
君の声がはっきり聞こえたんだ」



私もよ、同じような服装の人が
こんなにいるのに
あなたのことすぐに見つけた、



変ね、



なんだか胸がきゅっと締め付けられるわ













「もう一回言ってくれる…?」



「え…?はい、だから、
さっき街でばったり
アイリンと会ったので
少しお茶をしました」



にこやかに話す異世界の友だちに
ちょっぴり苛立ちを覚える。



お茶?
オレだってアイリンと
お茶したことないのに…
たまたま街で会っただって?



「なんで呼んでくれなかったんだよ」



「…勇者くん、それって嫉妬ですか?」



「………。……嫉妬…かも…」