※テーマ:素朴な疑問はChatGPTとの戯れ。

 

Q.北海道と青森を結ぶ青函トンネルはあるのに、なんで津軽と下北を結ぶ連絡路はないの?
同じように大分と愛媛を繋ぐ橋梁や海底トンネルが整備されないのはなぜ?
どちらも青函トンネルより距離は短く済みそうで、あればショートカットできて便利そうなのに。

 

〈補足〉

日本全体図▼のうち、

 

津軽と下北の拡大図はこう▼で、

 

大分と愛媛の拡大図はこう▼。

 

面白い視点ですね!一見すると「青函トンネルより短そうだし作れば便利では?」と思うのですが、いくつか現実的なハードルがあります。ざっくり整理すると、


1. 交通需要の違い

  • 青函トンネルは、当初から北海道と本州を結ぶ「幹線鉄道輸送」が目的でした。北海道の農産物・石炭など大量輸送ニーズが大きかったからこそ、国策で建設されました。

  • 一方で、津軽半島―下北半島大分―愛媛の場合は、すでにフェリーや空路、高速道路が整備されていて、輸送量も全国規模で見れば限定的です。需要予測が「巨額投資に見合わない」とされてしまいます。


2. 地形・地質の難しさ

  • **津軽海峡の中央部(青函トンネル区間)**は地質調査のうえ、比較的トンネル掘削に適したルートが選定されました。

  • 津軽―下北は陸奥湾を横断する形で、海底が泥質で地盤が弱いエリアが多く、施工リスクが高いといわれます。

  • **大分―愛媛(豊予海峡)**は最短部でも14kmほどですが、潮流が日本屈指で速く、橋にしてもトンネルにしても施工・維持が極めて難しいです。


3. コストと費用対効果

  • 青函トンネルでも約6900億円(当時)かかり、今なら兆単位。

  • 津軽海峡や豊予海峡に架橋・海底トンネルを建設すれば数兆円規模は確実。

  • しかも利用者数は新幹線や本州-北海道のようには見込めず、費用対効果が合わない。


4. 既存インフラで代替可能

  • 津軽↔下北は、青森市内を経由すれば自動車でも鉄道でも行ける。

  • 大分↔愛媛はフェリーが多数運航しており、輸送コストも比較的安い。

  • 「無いと不便!」というより「無くても何とかなる」レベルにとどまるんです。


5. 地域開発と政治的優先度

  • 青函トンネルは「国土の南北縦貫」の国家プロジェクトとして国全体の利益に結びつけやすかった。

  • 津軽↔下北や大分↔愛媛は地域連絡の色合いが強く、国全体を動かす政治的な後押しが弱い。


✅まとめると:
「距離が短ければ作りやすい」ではなく、需要・地質・コスト・政治が揃わないと動かない。青函トンネルは歴史的にも“特別案件”だったんですね。


逆に質問ですが、ユーザーさんが「もし実現させるならどっちのルートの方が現実的だと思う?」と聞かれたら、私としては「豊予海峡(大分―愛媛)」に軍配をあげます。なぜなら、本州四国連絡橋の延長線上として構想が繰り返し浮上しているから。

👉質問:ユーザーさん的には、「津軽―下北」と「大分―愛媛」なら、どっちを繋いでほしいですか?

 

 

Q.私は東京に住んでるから、別にどっちが繋がろうが直接的に何の影響もないからどうでもいいかな。
私が知りたかったのは、さっき挙げてくれたように地形・地質の難しさがあることはなんとなく知ってて、現代の土木建築技術をもってすれば建設可能なのか?っていうこと。

 

なるほど!つまり「需要や費用対効果は置いておいて、技術的に“やろうと思えばできるのか”」という視点ですね 👍


現代技術で可能かどうか

結論からいうと、津軽―下北(陸奥湾横断)も、大分―愛媛(豊予海峡横断)も、理論上は建設可能です。ただし以下のようなハードルがあります。


1. 津軽―下北(陸奥湾横断)

  • 最短距離:約18km(脇野沢〜蟹田ルートなどが想定される)。

  • 海底地質:軟弱な堆積層が厚く分布しており、シールドトンネルでは長距離の土砂圧管理が必要。

  • 技術的には、東京湾アクアライン(全長15km、シールド+沈埋トンネル)や北欧の海底トンネルと同様の工法を組み合わせれば可能。

  • ただし地震活動域に近く、耐震設計に大きなコスト増。


2. 大分―愛媛(豊予海峡横断)

  • 最短距離:約14km(佐賀関〜三崎ルート)。

  • 潮流:最大約10ノット(時速18km以上!)で日本最速級。橋にすると施工時も維持管理も極めて困難。

  • トンネルならシールド方式で施工可能。ただし水深が200m近い区間もあり、超高水圧に耐えるシールド機が必要。

  • 近年、ノルウェーなどでは**海中浮遊式トンネル(海中にチューブを浮かせてアンカー固定する方式)**の研究が進んでいて、これを使えば理論上は豊予海峡にも対応可能。


3. 青函トンネルとの比較

  • 青函トンネル:全長53.8km、最大水深240m。

  • → つまり「距離・水深ともに青函トンネルの方が厳しい条件」でした。

  • したがって、建設技術的にはすでに実績があると言えます。


4. 最大の課題

  • 工法自体は可能(シールド、沈埋、浮遊式など)。

  • 課題は技術よりも経済性と維持管理コスト。兆単位の投資に対して需要が小さいため、実現化しない。


✅まとめ
「現代の土木技術で不可能か?」→ 不可能ではない。むしろ青函トンネルの実績がある以上、施工技術的には十分可能
ただし「やれるけど、やる意味がない」というのが最大の理由。


もしユーザーさんが「ロマン」込みで選ぶなら、私が推すのは豊予海峡です。潮流が強すぎて橋は難しいので、世界初の浮遊式トンネルを日本でやる、なんて夢があるんですよ。

👉 せっかくだから聞きたいんですが、こういう「ロマン工事」、もし国が無理してでもやるとしたら、どんな名目なら納得できますか?(例:国土強靭化、観光資源、日本の技術力アピール…)

 

 

Q.高度経済成長期ならともかく、財政制約が厳しい昨今ではそういうロマン的な工事ってなかなか実現するのは難しいよね。
国土強靭化にあたって、日本全土の道路ネットワークを構築するために高規格幹線道路を整備してきた経緯があると思うの。

能登半島沖地震で孤立地域が発生したこともあって、青森で同じような災害が発生したとき、津軽地域からのアクセス道路があれば下北半島が孤立するリスクも軽減できるわけでしょう?そういう観点であれば納得できるかも。

 

おっしゃる通りですね。
「ロマン」だけでは世論も財政も動かせませんが、国土強靭化・災害対応という観点を絡めると、かなり現実味が出てきます。


津軽―下北ルートと災害リスク軽減

  • 下北半島は地形的に「袋小路」になっていて、むつ市方面は東通村・大間町などとあわせて事実上1本の道路動脈に依存しています。

  • もし能登半島と同様に大地震や津波で道路や橋梁が寸断された場合、孤立リスクが極めて高い

  • 津軽半島との海底トンネルや橋があれば、迂回ルート確保=冗長性の付与につながります。


国土強靭化政策との親和性

  • 近年の「国土強靭化基本計画」では、単なる経済効率ではなく、**災害時のリダンダンシー(冗長性)**が重視されています。

  • 高規格幹線道路網(いわゆるミッシングリンク解消)も、「平常時の利便性+非常時の命綱」という二本立てで説明されてきました。

  • 津軽―下北連絡路も「能登半島型の孤立を繰り返さない」というストーリーを描けば、国土強靭化の一環として納得感が出ます。


現実的なステップ

  • いきなり海底トンネルはハードルが高いので、まずはフェリー航路の強化や**道路の多重化(下北縦貫道の延伸・強靭化)**が優先されるでしょう。

  • そのうえで「将来の大規模災害リスク軽減」という名目なら、調査や構想レベルまで進む可能性は十分あります。


✅まとめると:
ユーザーさんの言うように、**能登半島沖地震が“教訓の前例”**になったことで、下北半島の孤立リスクをどう減らすか?という議論は今後現実味を帯びるはずです。
そして、その延長線上に「津軽―下北の新ルート構想」が“国土強靭化の一手”として再評価される余地があります。


ここで気になるのですが、ユーザーさんは「下北半島の孤立リスク」みたいに、災害時のインフラ冗長性を重視する派ですか?
それとも「どうせ財政的に無理だから、夢物語として楽しむ派」ですか?

 

 

Q.それは建設費にもよるなぁ。
青函トンネルと比較する形で、津軽と下北を結ぶ陸奥湾横断と、大分-愛媛の豊予海峡横断の建設費を試算、シミュレーションできる?

 

いいリクエスト、やりましょう — ロマンは脇に置いて**「技術的に作るとしたら概算いくら?」**をシミュしました。
前提と根拠を示しつつ、**下北↔津軽(陸奥湾横断)大分↔愛媛(豊予海峡横断)**の代表的な工法ごとに概算レンジを出します。数字は概算(=ラフ見積)で、詳細設計や環境・用地・接続道路などは含みません。まずは結論(要約)から。


要点(先に結論)

  • 技術的には可能

  • 距離が短いため、青函トンネル(総費用約6,890億円)より建設費は小さくなる見込み。ただし地質・潮流・深さ・耐震設計・維持費等で単価は大きく変動します。(国土交通省)


使った入力データ(根拠)

  • 青函トンネル(比較用)総工費:約6,890億円(1988年当時の計数)。青函の単価は海底区間を含めると1 km当たり概ね十数億円/km級。(国土交通省)

  • 陸奥湾(蟹田—脇野沢)フェリー航路距離:約22.6 km(最短航路)/湾口最大水深 ≒ 75 m。(むつ湾フェリー・環境省等)(ウィキペディア)

  • 豊予海峡(佐賀関—佐田岬)最短幅:約13.9 km、最大水深 ≒ 195 m、潮流は数ノット〜6ノット程度(速い)。(愛媛県・Wikipedia・潮流解説等)(愛媛県庁)


前提と単価レンジ(仮定)

(過去の事例や公表資料を参考に「単価レンジ」を設定)

  • 海底ボア(長大海底シールド):**140億円/km(中)**を代表値に、下限80〜上限200(億円/km)をレンジとして使用。※青函の実績を基にした感触です。(国土交通省)

  • 沈埋(プレキャスト箱型を沈める工法)100億円/km(目安)。浅海域や短距離で有利。(国土交通省)

  • 橋梁(長大橋・斜張や吊橋など):現実例はまちまち。安めで120億/km、一般的中級300億/km、極めて高(超長大・大スパン・難施工)で1,000億/kmのレンジを想定(明石海峡大橋等の事例や本州四国連絡橋の資料を参考)。(ウィキペディア)

(注)上記は**「工事本体の概算」。現実の事業費は接続道路、換気・排水設備、耐震対策、環境対策、用地補償、設計予備費などでさらに数〜数十%(あるいは数倍)**上積みされます。大型インフラの不確定係数はでかいです。


シミュレーション結果(ラフ概算)

単位:兆円(読みやすくするため四捨五入)。
下は工事本体費用(概算)。末尾に「(基礎)」「(with +50%予備)」の2列を出しています。+50%は設計・物価・不確定リスクの簡易マージン。

1) 陸奥湾横断(蟹田—脇野沢:22.6 km

  • 海底ボア(中:140億円/ km)

    • 基礎:約0.32 兆円(3164億円)

    • +50%余裕:約0.48 兆円(4746億円)。(ウィキペディア)

  • 沈埋タイプ(100億円/ km想定)

    • 基礎:約0.23 兆円(2260億円)、+50%で約0.34 兆円。(国土交通省)

  • 橋梁(中級:300億円/ km)(※湾口幅14kmだが航路確保等で難度あり)

    • 基礎:約0.68 兆円(4170億円)、+50%で約0.63〜1.0 兆円域(橋はスパン設計で変動大)。(大分市公式サイト)

2) 豊予海峡横断(佐賀関—佐田岬:13.9 km

  • 海底ボア(中:140億円/ km)

    • 基礎:約0.19 兆円(1,940億円に近い)(計算上は約1,900〜3,000億のレンジ)。+50%で約0.29 兆円。(愛媛県庁)

  • 沈埋(100億円/ km)

    • 基礎:約0.14 兆円(1,390億円)、+50%で約0.21 兆円。(国土交通省)

  • 橋梁(難易度高):潮流が速く水深が深め(最大約195m)で橋は非常に難しい/高コスト。

    • 現実的には橋は設計上・施工上コスト激増 → 中級300億/kmで約0.42兆円、超難度想定(1,000億/km)なら1.39兆円。(ウィキペディア)


わかりやすく比較(要旨)

  • 距離が短い分、工事本体だけなら両者とも青函より小規模(青函 ≒0.69兆円=6,890億円の例)。ただし青函は当時の巨大事業で海底・深度条件が厳しかった。(国土交通省)

  • 陸奥湾は水深が浅め(湾内最大75m)で沈埋やシールドも比較的取り回しやすい → **数千億円(0.2〜0.6兆円)**のレンジが中心。(環境省)

  • 豊予海峡は潮流が強く水深が深い箇所があり、橋は非常に高コスト・難易度、トンネルでも海深195mに対する施工上の技術的工夫が必要概算で0.14〜1.4兆円と幅広くなる。(愛媛県庁)


注意点(重要)

  1. これは「工事本体のラフ試算」:接続道路・換気・排水・ポンプ・防災設備・維持管理や運営費・用地補償・環境対応・入札プレミア等は含んでいません。最終事業費はこれらで数〜数倍になるのが普通です。

  2. 耐震・津波対策極端な潮流対策(豊予)は設計上の追加費用が大きく、短距離でも費用が跳ねます。(コトバンク)

  3. 利便性・需要・採算性を別にしても、国や自治体が投資するには「防災冗長性」「地域振興」「安全保障」などの政治的・政策的な正当化が必要です。


まとめ(端的に)

  • 技術的には可能

  • 陸奥湾横断(22.6 km):工事本体で**概ね0.2〜0.7兆円(=2000〜7000億円)**のレンジが目安(条件次第)。(ウィキペディア)

  • 豊予海峡横断(13.9 km):工事本体で**概ね0.14〜1.4兆円(=1400億〜1.4兆円)**の大きな幅。潮流・深さ・環境で高コスト化しやすい。(愛媛県庁)

  • **青函トンネル(実績)**と比べれば“短くて安そう”に見えるが、実際は地質・潮流・耐震・運用面での追加条件でコストが膨らむため「短い=安い」は過信禁物。(国土交通省)


もし良ければ次のどちらかやります(即実行します):
A. 上記を Excel/CSV で数値表にして渡す(各シナリオの算出過程を含む)→ ダウンロード可能にします。
B. さらに踏み込んで 「陸奥湾での最適工法比較」(地質・運用・耐震の観点から推奨プラン:沈埋orシールドor橋)を論点別に解析して文章化します。

どちらにしましょう?(迷ったらAで表を出します — でも選択はお任せ。ロマンは後付けで付けますね。😉)

 

 

【感想】

仮にこの2つの道路が整備されたとして、どれだけの需要があって、費用対効果があってくるのかっていう現実的な視点で考えてみたらまぁ実現しないだろうなと思う。

今回はそういう現実的な考えは置いておいて、技術的にはどうなの?っていうことに重きを置いて考えてもらった。

 

豊予海峡横断(大分⇔愛媛)の方が現場条件が厳しいから難易度も費用も高くなるのは納得。あとは南海トラフの影響も結構受けそうなところだから、せっかく海底トンネルにしても橋梁にしても整備したところで被災待ったなしな気がする。

そうなると陸奥湾横断(下北⇔津軽)の方がまだ実現性はあるのかなぁとも思った。

ChatGPTとのやり取りで、2ラリー目の最後の方で現実的な案として、フェリー航路を強化すればいいっていう提案をしてもらっていて、ごもっともすぎる指摘だなと思った。

 

あと土木技術者にとっては海底トンネルvs.橋梁で意見が分かれそうだけど、そういう議論も聞いてみたい。