「風に吹かれて」
7月21日(木)
昨日は満月の日でしたが、生憎と雲に覆われて見ることが出来ませんでした。住まいの辺りには月見草が黄色い花をいっぱい付けて風に揺れています。元々は在来種らしいのですが、日本に定着してから長いのでしよう。宵待草とも呼ばれる草花ですが、詩情をゆする名前ですね。
「良寛全句集より」
・黄金もて
いざ杖買はむさみつ坂
「注釈」
坂を登るのも大変になって来た、なけなしの金を持って、思い切って杖でも買いに行こうか・・
なからい悠
「今日の俳句」
・梅雨嫌ネ
ぶつぶつ言うて登校す
夏休みが近いと云う日でしたが、小学生の孫は雨が降っての登校日でした。最寄り駅から三つ目の駅ですが、こればっかりは文句を言っても仕様がないですね。
・カラオケの
仮設舞台や半夏雨
夏祭りなのか、車で通りすがりの場所で仮設舞台が作られていましたが、空を見ると雲行きが怪しい感じの日でした。
・サワサワと
梅雨が明けたと風が言ふ
関東の梅雨明け宣言を待ち望んでいますが、今朝は雨模様です。日によっては吹く風が気持ち良く、ソロソロかな?と思っていると肩すかしの感じですね。
では、穏やかにお過ごしください。