{9FC51553-211E-4205-826D-0DA74A00509F}



「風に吹かれて」
   8月9日(火)



オリンピックの結果や高校野球、天皇陛下の生前退位など何かと話題の多い月曜日でした。そして立秋、意外と風もあって何か涼しい感じの日でした。さて、今から71年前には太平洋戦争が終わりに近づき、原爆の投下で日本は悲惨な状況だったのでしよう 。いつの時代も平和を保つのは努力無しでは難しいですが、いつも平和であって欲しいですね。



{082B6429-69CA-41F1-81BB-7440C67D48D2}




「小林一茶、全句集より」



・雀の子
そこのけそこのけお馬が通る



「注釈」
道に遊んでいるすずめの子よ、そこを早くのけよ。お馬が通るからあぶないぞ。




{6C30519C-3A2B-4EE3-94E9-61B2600435EA}



なからい悠
「今日の俳句」


・潮焼けの
       海に背中を思ひ出し



子供の頃は朝早くから午後まで、昼ご飯も食べずに海に入っていました。獲物は、マダコや舌びらめ、モズク蟹、岩牡蠣とサザエでした。



{19C45A81-323E-4E26-A50E-204BB675C7C3}




・石畳み
      打ち水ぬれて下駄の音



夕暮れ小路、今でも故郷の金沢に帰ると実家から近い、打ち水に濡れた石畳みを歩くのが好きですね。



{79B68230-39EB-410A-B83C-08F330DF4740}



・秋立つや
        風に移ろい思いつつ


立秋の声を聞き、単純なのか吹く風にも小さな秋を探して居ます。これからの時期は昼は蝉、夜は虫の声が賑やかになって行くのでしよう。


では、穏やかにお過ごしください。