前回の記事は、時空間移動へのヒントだと思えるメッセージ古代の遺跡にあるというところで、締めとさせていただきました。今回は、その続きの話でございます。


     まず続きの話に入る前に、深く関係してくる自然現象を説明しておかなければなりません。これは次回からの記事、
時間消滅の予言③【ガイドストーンと蛇神】
・時間消滅の予言④【アステカ暦と蛇神】
    とも繋がり、深く関わってくるものですので、避けては語れないものなのです。


     その自然現象とは、
『春分』『夏至』『秋分』『冬至』
    この四日、二至二分のことでございます。

    この二至二分の時、
『太陽』『月』『地球』
    の関係性が特別なものになるのです。


 『春分 』『夏至』『秋分』『冬至』は、北半球と南半球で異なります。

    北半球では、
・3月下旬に春分
・6月下旬に夏至
・9月下旬に秋分
・12月下旬に冬至

    南半球では、
・3月下旬に秋分
・6月下旬に冬至
・9月下旬に春分
・12月下旬に夏至

    と、逆になります。これを踏まえて北半球でのパターンで説明していきます。


    まずは、二至二分の時の『月』の動きは下記のような状態にあります。
    
    『夏至』の日の月は、新月最も高い位置となり、満月最も低くなる。
    『冬至』の日は逆で、満月最も高い位置となり、新月最も低くなる。
    そして、上弦の月(半月)下弦の月(半月)の位置は、『夏至』も『冬至』の日も新月と満月の半分の高度で、それはちょうど、『春分』と『秋分』の太陽の南中高度と同じになるのです。

     『春分』と『秋分』は逆になる。

    『春分』の日の月は、上弦の月(半月)最も高く下弦の月(半月)が最も低い
    『秋分』の日の月は、下弦の月(半月)が最も高く、上弦の月(半月)が最も低くなる。
     そして、満月新月半分の位置となる。 
     つまり、
『春分』『夏至』『秋分』『冬至』
     二至二分の時の月は、
『新月』『満月』『半月(上弦、下弦)』
     の動きはそれぞれに、三角関係正弦を描くような軌道にあるのです。


    そのように、二至二分の時に見せる正弦の動きは月だけではなく、太陽にもあります。


    『春分』『秋分』の日の太陽は、赤道上を通過していきます。この二分の日は、北半球と南半球に平等に光が渡っている為、季節がない日とも言われています。
    『夏至』の日の太陽は、北緯23,4度線上の北回帰線を通過していきます。この時期の北半球では、北極圏が白夜になります。
    『冬至』の日の太陽は、南緯23,4度線上の南回帰線を通過していきます。この時期の南半球では、南極圏が白夜になります。
    ちなみにですが、北回帰線でも南回帰線でも共通している23,4度線。これを直角の90度から引くと66,6度(666)となります。

    と、このように
『春分』『夏至』『秋分』『冬至』の二至二分の時の太陽は、ともに正弦を描いており、この正弦の形が、
『太陽』『月』『地球』
    この三つの存在が“絶妙な三角関係”であることの証明になるのです。


    『太陽』『月』『地球』が『絶妙な三角関係』でいるとき、3つのシンボルが宇宙間に出現していることをお教えいたします。


    まずは『十字架』
    これは、二至二分の時の地球の位置です。
    太陽を中心に、
『春分』『夏至』『秋分』『冬至』
    の時の地球の位置を線で結ぶと、
    『十字架』の形となります。
    

    そして、地球が十字架の位置にいる時の光の状態が、『六芒星』を出現させています。
    地球が十字架の位置にいるときは、世間では二至二分の時です。その二至二分のときは、
『太陽』『月』『地球』は、『絶妙な三角関係』の状態にあります。『太陽』『月』『地球』が絶妙な三角関係にあるということは、光の状態も、絶妙な三角関係にあるということです。

    それは光の屈折です。

 『太陽』『月』『地球』が絶妙な三角関係状態にあるのなら、この三つの存在の間を渡る光だけが、絶妙に重なる瞬間があるはずなのです。
    太陽からの直射光月からの反射光
    この二つの光は、絶妙な三角関係からなる絶妙な形で、地球に届いているということになります。つまり、絶妙な三角関係の光が、絶妙に屈折する瞬間があるということです。
    絶妙な三角関係の光が絶妙に屈折する形。三角形と三角形を屈折の表現としてクロスさせます。すると、『六芒星』になります。


     この『六芒星』として表現した光には、まだもう一つのシンボルが隠れています。

    それは、『ピラミッド』です。

    太陽からの光は月だけではなく、地球も光を反射させています。
    つまりは、
『太陽』『月』『地球』
    が、絶妙な三角関係状態にあるときの光には、地球からの反射光もあり、
太陽からの直射光
月からの反射光
太陽への反射光
月への反射光
    と、三角関係からなる四つの光が、絶妙に重なる瞬間があるということです。四つの三角形と聞いてすぐに思い付くものといえば、エジプトのシンボルでもありフリーメイソンのシンボルでもある『ピラミッド』ではありませんか?

    そしてその『ピラミッド』に、まさに、絶妙な三角関係からなる光の状態を表したものだと思われる数字が、隠されているのです。


    それは座標です。
    

    ギザの三大ピラミッドのうち、中心の大回廊がある位置の座標は、北緯299792。これと真空中における光速の定数を比べると、光とピラミッドの関係性が浮き上がってきます。
    真空中における光の定数=299792,458km/s
    ギザのピラミッドの座標=北緯299792
    299792という数字が一致しているのです。ちなみにですが、ギザの三大ピラミッドの大回廊からほんの少し足を動かせば座標と光の定数の数字はぴたりと同じになるそうです。

     ぼくは、ピラミッドの座標は敢えてずらしたのだろうと考えています。
    光は屈折することで僅かに速度を落とすことは、ご存じですよね。それならば、その屈折を何度も繰り返した状態にある光は、どこまで速度を落とすのでしょうか……。

    二至二分には、
『太陽』『月』『地球』
    は、絶妙な三角関係にある。
    3つの関係が絶妙な三角関係にあるのならば、光の状態も、絶妙な三角関係にある。光が絶妙な三角関係にあるのなら、その光は、絶妙な三角関係の間を絶妙に行き来している。ということになります
    つまりは、
『太陽』『月』『地球』が絶妙な三角関係になる数時間の光は、絶妙な三角関係の間を何度も、いや、何万、何十万回と、反射し合っているということです。それは、何万何十万、もしかしたら何百万何千万か、何億と、屈折を繰り返している状態にあるということになりますよね。イメージとしては、絶妙な角度で向かい合わせた鏡に反射させた光は、光の発生源をずらさない限り、その鏡の間を延々と行き来しますよね。その現象と同じことが、太陽と月と地球の間で起きているのです。はてさて、その状態にある光はどこまで速度を落とすのか。

    まさに、その状態のときの光の速度が、ピラミッドの座標なのではないでしょうか。

    ピラミッドのデザインは、四つの三角形が一つになっている姿です。
    太陽と月と地球が絶妙な三角関係にあるときの光にも、四つの三角形が絶妙な三角関係の状態にあります。
    太陽と月と地球が、絶妙な三角関係の状態にあるとき、光にも絶妙な三角関係の影響があり、四つの三角形の光絶妙な形で交差する瞬間がある。まさにこの絶妙な三角関係こそが、

『光のトライアングル』

    なのだと思うのです。

    イルミナティを題材にした映画『トゥームレイダー』の中にも、この『光のトライアングル』が登場しますよね。そして、トゥームレイダーで登場する光のトライアングルには「時間を操る力」がございましたよね。
    なんせこの映画は、イルミナティを題材にしている映画です。世間では知られていない何かのメッセージが込められていると、そう思ったほうがいいかもしれません。トゥームレイダーで登場する光のトライアングルのデザインは、たしか、真ん中に目があるトライアングルで、フリーメイソンのシンボルと似たものだったと思います。

    そして、絶妙な三角関係からなる宇宙間で出現する光のトライアングル。このトライアングルの中心部は、きっと、想像以上に時空が歪んでいることでしょう。幾度と幾万と屈折を繰り返している光の中心部なのですから当然です
    ギザのピラミッドの中心部の大回廊
    フリーメイソンのシンボルであるピラミッドの中心部の目
    その向こう側に、神とされる存在がいる。というメッセージなのではないでしょうか。
    
    その向こう側とは、時空の壁の向こう側という意味です。異次元空間の向こう側のことです
    なんせ、
「異次元空間は光を越えた先に現れる」
    と、よく言われていますよね。聞いたことありませんか?

    光のトライアングルの中心部は、きっと、ギザのピラミッドの座標と同じくらいにまで、速度を落としていることでしょう。        
    299792,458km/sから    299792km/sまで
    光の速度が落ちている。
    そんな中、その光のトライアングル空間内には、あらゆる光が通過し続けている。その空間内にはおそらく、299792km/sを越えた幾万もの光が交差していることでしょう。
    その光のトライアングルの中心部は、想像以上の時空の歪み。その想像以上の中心部の歪みからとされる存在が……。そのような意味を込めて、ギザの三大ピラミッドの中心部の大回廊と、フリーメイソンのピラミッドの中心部のは、表現されたものなのかもしれません。


    時空の歪みは、きっと、異次元空間へと繋がるみたいなものです。

    時空の歪みだけでは、まだ、異次元空間ではないということです。

    光のトライアングルの中心部はきっと、異次元空間へと繋げるヒント、または、きっかけだけの状態でしょう。ただ時空が歪んでいるだけの状態、みたいな感じです。
    その歪みを、時空の扉として異次元空間へと繋げるには、きっと、重力が必要なのでしょう。
    それはただの重力ではありません。地球には地球に合った重力。土星には土星に合った重力。木星には木星に合った重力。とこのように、重力というものには惑星の大きさなどといった様々なものが関わってきます。ですからきっと、時空の歪みには時空の歪みに合った重力でないと、時空の扉へとは変わってくれないのでしょう。
    その重力が、歪んでいただけの空間を切り開く役目になる。みたいなイメージです。無重力空間である宇宙空間だからこそ、別空間を開くための別の重力の出現が可能性となり、暗黒物質の出現、あるいは、異次元空間へと繋がる扉の出現が、可能になるのかもしれません。

    途中からただのイメージを話してしまいましたが、遥か未来では、そういったものを技術にし、光のトライアングルの中心部から、異次元空間ことマハーカーラを出現させているのかもしれません。もう一つの言い方をすると、時空間バイパスの開発が完成しているのかもしれません。だから、時空間バイパスが関係してくるAIによる時間消滅の予言が、存在しているのかもしれません。

    そして、

    時空間移動(タイムスリップ)技術が未来にはあるからこそ、この現実に、ガイドストーンの存在があるのかもしれません。人間社会が今のまま何も変わらなかった場合、未来には破滅の時間があるからでしょう。

    同じ過ちを繰り返さないために……。
    いずれかの並行世界の未來と同じような、破滅の世界にはならないように……
    地球を守るために……。
    人間を守るために……。
    未来を守るために……。


    そのような思いを込めて、最悪な状況へとは進ませないための忠告を発したもの、あの、ガイドストーンの十戒なのかもしれません
    しかしその忠告は、人間社会が変わらないままの時間を積み重ねていく分だけ、
    忠告から警告に……。
    警告から最後通達に……。
    と、意味合いが強くなっていくものなのでしょう。


    何故そう考えてしまうかは、破壊の神シヴァ別の姿であるマハーカーラの存在が、異次元空間だと思われるからです。
    前の記事で、シヴァの別の姿であるマハーカーラには、『時間の神』という意味以外に、『破壊』『創造』『守護と維持』という顔もあると説明いたしました。
    そうです。とても恐ろしい存在なのです。現に、ヒンズー教でのマハーカーラの言い伝えでは、とても恐ろしい神として表現されています。
    もし、人間社会が今のまま何も変わらなかった場合マハーカーラには、創造し直すために腐った世の中を破壊し、創造し直した理想の世界の守護と維持をする。といった意味があるような気がしてならないのです。
    そういった意味があったとしたならば、どこか、ガイドストーンの十戒の内容とリンクしているように感じてしまいます。

    そしてさらには、マハーカーラだと思われる異次元空間の出現条件である光のトライアングル。この光のトライアングルガイドストーンには、共通しているものがあるからです


     光のトライアングルには、
『太陽』『月』『地球』
    の、絶妙な三角関係が深く関わっているものでした。
    光のトライアングル出現時の条件としては、十字架、六芒星、ピラミッド、で表現されたものが揃わなければなりません
    そして、
    十字架、六芒星、ピラミッドが揃う時は、太陽と月と地球が絶妙な三角関係になる日であり、『春分』『夏至』『秋分』『冬至』の二至二分の時です。

    そう。
    意味深な十戒が刻まれているガイドストーンは、その『春分』『夏至』『秋分』『冬至』の二至二分の日の太陽の動きと、同調されるように構造されているのです。





    この続きは、次回
時間消滅の予言③【ガイドストーンと蛇神】
   で語らせていただきます。


つづく