誉めること
Kゼミには、「えーっと」「う~ん」と、言いながら問題を解く子がいます。
「えーっと……、あーわかんない!」
「もう、こんなのわかるわけないじゃん~」
この子は一見、必死で考えているようですが、すぐにさじを投げ出してこう言い、講師の話を聞かずにぼーっとし始めます。算数や国語の成績もかんばしくありません。
とくに小学生で、ぼーっとしている子はたくさんいます。
ぼーっとしているというのは、何も考えていないということではなく、むしろ退屈な現実から抜け出すためにいろいろなことを思い出したり想像したりして、なんとかその場を楽しもうとしているのです。そうゆう子に、
「ぼーっとするな」
「すこしは考えろ」
と言っても効果がありません。退屈なのですから。
ちかごろ、変化がありました。
私は、このぼーっとする子を、ささいなことで誉めました。するとそれがきっかけで、もっと誉められてみたいと思ったのでしょうか、次の週の「つるかめ算」を演習する際に、その子は自分からまえもって予習をしてきたというのです。つるかめ算はなかなかすんなり理解するのがむつかしい単元です。予習してきたということで、普段の何倍もの速さで例題がすんなり解けています。私は、おおいに誉めました。
「う~んと……」「えーっと……」
という声は聞こえなくなり、予習をしてきたところを黙ってもくもくとこなしていました。だれかではなく、その子だけに向かってほめる……そんなささいなことでやる気を出すのですから、子どもの可能性は改めて計り知れないと思いました。
Kゼミではこのように、誉めることで、堰を切ったように自分から行動しはじめる子どもがいます。
リスニングって積み重ね
中間テスト前の日曜に、「テスト対策会」を行い、
その後の日曜に「アフタースクール」と称してテスト直しとボーリングをした。![]()
テスト対策会では模擬テストをさせた。
数学も英語も学年が同じとはいえ各学校進度が別だから、統一の基準ではかることはできないが、
唯一リスニングは学年ごとに共通の問題を出した。
結果、驚くほど点数が二分化した。![]()
「基礎英語」をよく聞いている人は八割、
一度も聞いたことがない人は0点。
1年間の積み重ねで、ここまでちがってくるものかと
本人も痛感したようである。![]()
…しかし、痛感したからといって
すぐ英語を聞くようになるわけではないのが
中学生。![]()
リスニング対策は個別ではできない、とよく言われるが、
ニーズには答えるべし!と奮闘中。![]()
0点組をKゼミの授業でなんとかしようと、
リスニング教材を検討中の藤原でした。![]()
勉強しているのに成績が上がらない③
Hさんのようなタイプの生徒さんは、
「作業」ではなく「反復」に時間をかけさせる必要があるわけですね。
まずは、質よりも量を重視して、基本問題を繰り返し解き、
覚えていく勉強が効果的です。
また、例えば携帯電話やパソコンの使い方を覚える際に、
説明書などを初めから終わりまで読み、全て理解してから使い始めるより、
実際に操作しながら説明書をその都度読んでいく方が、効率的に良いように、
勉強に関してもノートをまとめたり、教科書・参考書を端から端まで読んで覚えるよりも、
実際に問題を解いて覚えるわけです。
ノートにまとめるのは、勉強が一段落ついた時に行い、
テスト直前に要点をおさらいする利用方法が良いと思います。
学校の試験問題を見てみると、大体70点分が基本問題で、応用は30点分ほどです。
基本問題がきっちり出来れば、70点以上は常に取れるわけですね。
まずは応用問題の解答の内容を1時間かけて理解するより、
その1時間を基本問題を多く解く事に費やし、解くことに慣れる方が良いのです。
Hさんにも、問題集の端から端まで解かせるのではなく、
まず試験範囲の全単元の基礎問題を繰り返し解かせた後に、
応用問題に手を出すように指導しました。
その結果、数学に関しては1つ上のクラスに上がることができました。
