デノンAVR-X6400Hで「Auro-3D」を体感してきました | 「高音質的ホームシアター」

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先日、デノンのAVアンプ”AVR-X6400H”を試聴する機会がありまして、最新のサラウ
ンドフォーマットである「Auro-3D」の立体空間を体感してきました。
Auro-3Dの技術的な事はさて置き、やはり大事なのは実際に出てくる音なのですが、
正直これはかなりいいと思いました。

 

勿論、AVR-X6400H自体の音質云々という話はありますが、サラウンドフォーマットに
よる空間表現の違いについては同一条件下での比較が出来ます。
試聴ではアトモス、DTS-X、Auro-3Dの順に聴き比べましたが、Auro-3Dで再生した

場合、なぜか同じスピーカーなのに音抜けが格段によくなったような印象でした。
まあ、この辺はデモソースの影響もありそうな気もしなくもないですが。(爆)

 

一番気になるのはストックを始め、使い方の大半を占めるであろう従来のソフトをアップ

ミックス再生した場合の効果です。
つまりDTS-HDマスター音源のBDソースをAuro-3Dで擬似再生した場合、しっかりと

その恩恵を受けられるのか?というところですが、同一音源を使ってDTS-Neural:Xと

Auro-3Dをそれぞれ聴き比べますと、空間の広さや開放感、音の繋がり等、サラウンド

空間の表現力はAuro-3Dの圧勝といった感じでした。
従来フォーマットのDTS-Neural:Xでは音がスピーカーの外に広がらず、閉塞的に感じ

てしまうようなサラウンド空間でも、Auro-3Dにするとスピーカーの存在が気にならない

開放的な立体空間に変化してしまうのが凄く印象的でした。

 

もっともDTS-Neural:XでもDTS-HD+プロロジックⅡzの似非3Dサラウンドよりは数段
改善されている新フォーマットだとは思いますが、AVR-X6400H上で聴き比べた感想と
してはAuro-3Dに群配が上がるといった感じでしょうかね。

 

今後発売されるデノンのフラッグシップ機が楽しみです。