こんにちは🌱
細胞セラピスト/管理栄養士の九谷麻衣です。
なんとなく元気が出ない日、ありませんか?
原因ははっきりしないけれど、気分が沈んだり、体が重かったり。
そんなとき、体の中では
**小さな“炎症のサイン”**が出ていることがあります。
分子栄養学では、そうした**まだ病気とはいえない“不調の芽”**に目を向け、
やさしく整えていくことを大切にしています。
今回はその中でも、
**「運動」が持つ“炎症をしずめる力”**についてお伝えします。
炎症というと、
「熱が出る」「腫れる」といった、目に見える症状を思い浮かべる方も多いと思います。
けれど、分子栄養学ではもっと**静かに、じわじわと続く“火種のような炎症”**にも注目しています。
このような慢性炎症が続くことで、
・老化のスピードが早まる
・ホルモンバランスが乱れる
・代謝が落ちて疲れやすくなる
・気分が沈んだり集中できなくなる
…といった心と体の不調につながってしまうのです。
こうした慢性炎症に、やさしく働きかけてくれるのが**“適度な運動”**です。
体を動かすと、**抗炎症性サイトカイン(IL-10など)**という物質が分泌され、
炎症をしずめる働きがあることが、最近の研究でも明らかになっています。
つまり、運動には体の中の“火”を消すような役割があるんです。
「運動」と聞くと、
ジムやランニングなどを想像して、ハードルが高く感じてしまう方もいるかもしれません。
でも、大切なのは“がんばらなくてもできること”から始めることです。
・朝のストレッチを5分だけ
・1駅だけ歩いてみる
・外に出て、太陽の下で深呼吸する
これだけでも、自律神経のバランスが整い、ストレスへの耐性が少しずつ高まっていきます。
分子栄養学では、「栄養」と「運動」はどちらも体を整える大切な柱です。
食べものから必要な栄養素をしっかり届ける。
そして運動によって、それらをきちんと活かし、巡らせていく。
運動は、筋肉を鍛えるためだけのものではなく、
心と身体を“やさしく整える手段”のひとつなんです。
「最近、なんとなく不調だな…」と感じるときこそ、ちょっとだけ体を動かしてみるタイミング。
そんな小さな一歩が、あなたの中の「整う力」を目覚めさせてくれます🌱
小さな運動習慣でも、体の中では確かな変化が起きています。
“なんとなく不調”から少しずつ抜け出すきっかけとして、今日からできることを始めてみてくださいね🌿
次回は、
「食べるだけではもったいない!たんぱく質がしっかり働く身体へ」
をテーマにお届けします。
筋肉も、免疫も、そして毎日の元気も。
栄養と運動のチームワークで整えていく方法を、わかりやすくお伝えします💪✨
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細胞セラピスト/管理栄養士
九谷麻衣