『宣誓!』?

『先制!』?

いや『1000世!』?

違う、どうやら『先生!』のようだ。

 

何故かそう呼ばれる彼。

そう呼ぶのは、彼の前にいる20人程のヒト。

 

空耳かとも思ったが、どうやら呼んでいる。

『久馬先生』と。

 

何やら今夏から、彼が授業をしているらしい。

教室の扉にはYCCの字。

YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)。

スタッフを育成する学校だそうだ。

彼が、そこの講師をしているとのコト。 

 

人にモノを教えるのは難しい、と彼。

しかし、ココは興味があって

来ている生徒達ばかりなので、聞いてくれる。

 

しかし、学校は授業に興味のない奴もいる。

そんな生徒達を相手にしていた

先生達に感服。

授業を聞かなかった時もあった彼、

深く反省。猛省。

 

ためになる授業をしてほしいモノだ。

そして、卒業の日に、

お礼参りなどされないように、隠れてもらおう。

 

 

あの夕焼けが沈むまえに自転車で競争さ

この坂道を登りきれなかったら百円な

今まで出会えた全ての人々に

もう一度いつか会えたら

どんなに素敵なことだろう