或る日、起きるや否や西へ向かう彼。

西へ西へ…。

冒険でもするつもりか?

  

と、思いきや奇妙な建物へ入っていく。

見覚えのある建物。

数ヶ月前にも入っていった兵庫県立美術館。

以前は【ムンク展】だったのだが

今回は【冒険王・横尾忠則】だとか。

  

内容はとても素晴らしかった、ようだ。

白いキャンバスを縦横無尽に冒険する作品達。

時にはキャンバスからも飛び出して。

まさに冒険王。

  

いつまでも冒険心があるのは素敵ですね。

そうあり続けたい、と彼。

そんな彼は美術館の周りを冒険して

去って行った…。

   

   

そうさ男の子は 回り道をしても

夢の海へ着けばいい

重たい靴など脱いで 生きようぜ