おいら 5歳11ヶ月
案の定、「もう1泊したかった」、「お別れ遠足の時もお泊まり会をしたい
」と言っているおいらです。
幼稚園にお迎えに行き母に会うなり、
「昨日は何していたの
何時に寝たの
お布団はいつものように3枚敷いて寝た
朝は何時に起きたの・・・・・・・・・・・・・・・・」
おいらの居ない時のことを尋問し始めました
母も負けじとお泊まり会のことを聞いて、なかなか話が進まない二人でした
お泊まり会の様子を少し。
幼稚園に送っていくと、年長さんのお部屋の入り口には
「○○○○○ほてる」と子ども達が書いた看板が飾ってありました。
「ようこそ、「○○○○○ほてるへ」と担任のゆうこ先生が迎えてくれました。
母もノリノリで、
「子ども1名、チェックインをお願いします」と
教室に入ると母を見ることもなく、気持ちはもうお泊まり会一色
寂しく幼稚園を後にした母でした
その後の様子をおいらに聞いてみると、
に乗って森に冒険に行ったそうです。
おいら達にはミステリーツアー
小高いお山が公園になっており、遊具や動物園もある探検にはもってこいの場所です。
山なので階段をたくさん登っていかなければならないのが難点でしたが、子ども達はあきらめず登り続けたそうです。
おいらはローラー滑り台が楽しくて何度もやったこと、
階段の途中でダンゴムシを見つけて1匹カゴにつかまえたこと、
2匹、お友達がおいらにくれたこと、
そして動物園からウサギを2羽もらったこと・・・話してくれました。
虫には興味の無かったおいらが、ダンゴムシをつかまえて家まで持って帰ってきたことは初めてのことで、母もビックリでした
みんなが一緒だと、何でも楽しくなっていくのでしょうね。
幼稚園に帰ってきたら今度はお風呂。
と言っても、幼稚園にあるシャワー室に小さなビニールプールを置いただけですが。
3人ずつ入ったこと、
自分で身体を洗い、拭いたこと・・・
家ではしないことも出来ちゃうのねぇ。
そしてお待ちかねのディナーバイキング
先生方が午前中から下準備をし、作ってくれたそうです
カレーや焼きそば、ハンバーグ・・・・
いろいろあったそうですが、おいらはカレーばかり食べたそうです。
デザートもいっぱいあって美味しかった~と。
その後はキャンプファイヤーに花火
外で楽しんだ後は、お布団の準備
これも子ども達が先生と一緒に敷いたそうです。
寝る準備も整い、お待ちかねの映画観賞
「おやすみ、ゴリラくん」だそうです。
電気を消して、お布団の上で座ってみんなで観ました。
楽しかった1日もあっと言う間に終わって、9時に就寝
ほとんどの子はバタン・キュ~の様でしたが、おいらは10時まで眠れなかった
と言っていました。
「何で眠れなかったんだろうねぇ~」と聞くおいら。
「きっと楽しすぎて、まだまだ寝るのがもったいなくって、眠れなかったんじゃないかな」
と言うと、ニコニコ笑顔でうなずき、お泊まり会の楽しかった時を思い出したようです
朝も早く4時に起きてしまったおいら。
どうもお友達のさきちゃんに起こされたようです
「さきちゃんが話しかけてくるから目が覚めちゃった」
二人でコソコソ話をしていたそうです
「みんなも寝相が悪かったよおいら、キックされた」
いつも父や母においらの寝相の悪さを言われているので、この日ばかりは偉そうに「された」ことを主張していました。
モーニングもバイキング
朝早くから先生方が準備です
おいらは幼稚園でジュースが出たことがとても不思議だったようで、
「オレンジジュースが朝出たんだよ。幼稚園なのに何でだろう」と。
「ホテルの朝バイキングで、ジュースがあるでしょだからじゃないの。」
そう説明すると、納得のおいらでした
生まれて初めてのおいら一人のお泊まり、お友達・先生と楽しく過ごすことが出来ました
迎えに行ったときのおいらの顔は、また一つお兄ちゃんになたように感じた母です。
こうして一歩一歩、親離れしていくのでしょうね。
いつもながら嬉しいような寂しいような気持ちの母です
子ども達の意志を尊重し、出来る限り願いを叶えようとしてくださった先生方。
本当に有り難うございます。
おいらにとって最高のお泊まり会となりました。
きっと大人になっても忘れない、大切な思い出となったことでしょう。