先生と話をした。
「先生、別に僕は浪人生でもないんですが、五月病らしきものにかかっているみたいな感覚です。自粛期間中は根気詰めて勉強できてたのに、学校始まったらサイクル乱れて...」
先生は言った。
「塾とかいって色々してるやつでも体力死んでるからトントンやで。」
「あと計画もヤバくって、」
「まず言うが計画は破綻するよ。だって、多分100しかないキャパに対して、今自分300しようとしてるやろ?」
あっ、となった。
数学の塾、英語の添削、自分が苦手な理科、古典、社会....
「出来ないこと言ったって無理なんよ。やし、そういう時って100あるキャパのうち60くらいしか出来てない。
だからまずはそこを埋めてみたら?300はとりあえず見ない。だって今見ても仕方ないし。」
ー話は流れて、
「先生、周りの子がヤバくて押されすぎてます」
「まず自分を認めてあげようとした?」
「え?」
「例えば何ヶ月前かの自分と比べてみて、その時に出来なかったこと、今できてる、ってことあるでしょ?そういうの今思い返してみな、案外あるから。
出来なかったものはしゃあない。憂いたところで出来るのか?それよりもまず憂うべきは、自分の出来なかったことに対して今目をむけていないことじゃないか?」
「受験前から僕自己肯定感低くて...」
「俺自身もそうやからあんまり言われへんけど、そういう「できた」の積み重ねで、「次も行ける」につながるんじゃないかな。だって、今自分確実に成長してるやん、1年前とかより」
ネットの記事でも似たようなものを見た。
自己肯定感が低いとIQもパフォーマンスも下がるらしい。
先生は話中に、とあるクラスメートの例を引き出した。その子は密かに俺が慕ってる子だった。その子には余裕があった。
ひたむきに勉強しても仕方ない、自分に余裕を持とう、そう思った日でした。