今日は、

「学校給食と子どもの健康を考える会・船橋」

代表の池田智子さんが、この会を発足させ、講演会を開催することになったきっかけや想いを

お伝えしていきます

幕内先生との出会い

最初に、講演会やろう！と思ったのは

今から１年前です。

幕内先生の勉強会に参加して、その時、

やっぱり先生の話がおもしろくて

これをみんなにも聞いてもらいたい！

って思ったところからです。

でも、先生との出会いは13年くらい前。

栄養士として働いていた保育園の理事長の薦めで、

幕内先生著書の『じょうぶな子どもをつくる基本食』

を読んで、講演会に行ったところからです。

じょうぶな子どもをつくる基本食

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それまで栄養士になるために学んできたことは、

「バランスよくなんでも食べましょう」

というのが基本にありましたが、

幕内先生(管理栄養士さんです)は、

『栄養素の指導はいらない』

って、伝えていらして、

それが、とても衝撃でした。

栄養士を志したわけ

そもそも私が栄養士になりたいと思ったのは、

幼い頃に母を乳ガンで亡くしていて、

さみしい経験をしてきたから、

みんなにはそうなってほしくない。

医食同源

食の力で病気になる人を減らしたい

って思ったところからです。

栄養素をもとに、そのバランスを見ていくことにも大切な部分はありますが、

それが時に

木を見て森を見ずになる面もあるのではと

感じるようになっていました。

私自身、

健康でいるために本当に大切な食生活のことはわかっていなかったし、

自分の食生活は恐ろしいほどひどかった～

(菓子パン＋ビタミン剤とか)

幕内先生に出会い、初めて、

健康のために大切なのは

栄養バランスではなく

日本の祖先のみなさまが

ずっと受け継いできてくれた

ごはん中心の日本の食生活

なんだって気付くことができ

やっと

栄養士になりたかった初志

医食同源

食の力で病気になる人を減らしたい

という、

栄養士の先にみていた世界とつながりました。

「食」と「いのち」

その後、

長男のアトピー

自身の乳ガン

次男の自宅出産

夫の死

いろいろ経験させていただいて、

食を繋ぐは命を繋ぐ

ということを

身をもって感じていました。

宝の子どもたちがずっと健康でハッピーでいるために、私は、日本の食を繋いでいきたい。

もちろん、お母さんお父さんたちにも、

健康でいてほしい。

そのために、

必要とされる方々へ幕内先生のお話を届け

大切なことに気付いてもらいたい…

という想いが募り、

信頼できるステキな仲間との出会いもあり

この会の発足にいたりました。

ちなみに、

船橋市の中学校の給食は

A(主食ごはんのメニュー)

B(主食パンか麺のメニュー)

の選択給食です。

栄養教育のため、

子どもたちに食と健康を考える力を育むために

自分で選んでもらうという方針とのこと。

自ら考える力を養うことは

教育としても

もちろん大切だと思います。

一方で、給食の役割は、

「健やかな身体作りの基礎を作る」という側面もあると思います。

この世代のこどもは、

健康のことより、自分の好きなものを選ぶのでは、

とも感じています。

家庭での指導方針とも関わりますので、

その影響によっては一概にダメとは言い切れません。

ですが、

自然と油や砂糖が多い方に偏ってしまう可能性は

大きくあるのではないかなと思います。

A定食、B定食のように、

おかずを選ぶくらいなら良いかなとは思ったけれど、主食が変わってしまっては大変。

土台が大事

日本人が何を食べてきたのか

わすれてはいけないよ〜

本当に子どもためを想うなら、

ご飯中心の普通の日本食を日々の給食で繰り返し食べさせてあげてほしい。

それが、習慣になれば、

自分で食べ物を選んでいくことになったときに、

日本食に戻ってこられる。

家庭でももちろん意識していきたい事ですが、

学校給食の役割は

とても重要に思います。

今回、この講演会開催をきっかけに

同じ想いをもつ方、

共感くださる方が増えてつながり合えたら嬉しいなと思っています。

幕内秀夫氏　講演会
「じょうぶな子どもをつくる基本食」

【日時】

2020年2月23日（日）

14:00 ～16:00（受付 13:30～）

【場所】
船橋市勤労市民センター　地下１階　ホール
（千葉県船橋市本町4-19-6）

【参加費】
前売券 800円
当日券 1,000円

中学生以下、無料　　

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講演会をなぜやろうと思ったのか