もう明日で終わってしまいますが💦

先月、現代アートの私設美術館🏤ワタリウム美術館で開催されていた

🇹🇷トルコ共和国建国100周年記念山田寅次郎展】へ行ってきました。


🇹🇷トルコとの国交樹立の礎を築いた、最大功労者である🔰民間親善大使で、
2005年には、イスタンブルの🌴植物園に山田寅次郎広場が作られ
数年前の「トルコ💎至宝展」でも、彼がスルタン👑アブドゥルハミトに献上し、現在トプカプ宮殿に展示されている、立派な甲冑やカブト豊臣秀頼伝来の刀など🗡️も🇯🇵里帰りし、展示されていましたし


 半年前、🇹🇷トルコの大地震の募金の呼び掛けを兼ねて📺『世界ふしぎ発見!』でも山田寅次郎の事を取り上げていました。


因みに、ワタリウム美術館のアートディレクター

和多利月子さんは山田寅次郎のお孫さんこの本の著者でもあります



さて1階で受付を済ませ、2階に上がると、出航しようとしている寅次郎がお出迎え(笑)
会場内のこれらの画像は、寅次郎が1911(明治44)年に出版した📕『土耳古畫觀(トルコガカン)』↓からのものらしいです。
この本、2016年に現代語版、2021年には🇹🇷トルコ語版も出版されたそうです拍手

天井には、トルコの国花チューリップ🌷が描かれたポットがユラユラ浮いていて🏺

寅次郎がコンスタンチノプル(イスタンブル)で見た様子や感じた事が、フィルムのような素材に描かれ、表現されていました👳‍♂

これは↓🕌アヤ・ソフィアかな!?

🧕👳‍♂👱👩‍🦰多民族、多国籍、多宗教、多文化の混沌とした都市の活気や

オスマン文化の市井の様子が描かれていました

3階との吹き抜けには壁いっぱいに
↓万国橋?ガラタ橋からの🕌イェニモスク

壁には↓☪️ダルヴィーシュセマーも🕺デジタルアニメーション?で映されていました

👑アブドゥルハミドへ献上した大工道具🪚↓

📱フォトスポット↓もあってカメラ
テーブルの上にあるトルコ帽↗️を被って撮影出来るそうでしたが、私は似合わないので💧止めました(笑)

他、昭和27年に出版された『新月山田寅次郎』↓


3階には、自宅にあった寅次郎の書斎を再現し
六畳程?のスペースに寅次郎ワールドが詰まっていました🌜✨🚬📚

🧵キリムの上には☪️クルアーン📖↓

愛用されていたデスク↓
↓寄木細工の箱と、トルコ帽

引き出しの中には↓🇫🇷🇪🇬世界各国の煙草が🚬

寅次郎は帰国後、トルコから技術導入し、日本初🔰の、煙草の🚬シガレットペーパーを製造し、会社を立ち上げた実業家でもあります。

🇹🇷トルコで使用していた名刺はアラビア語とアルファベット併記(1927年)↓
↗️手書きで書いてあるのは🇫🇷フランス語で「あけましておめでとう」

晩年、家元として活躍した↓茶道具や
トルコ帽型釜↓(笑)

壁には、トルコから持ち帰った絵が沢山飾られ
🇹🇷トルコから持ち帰った十字架マリア像↓

‥‥‥これは誰だろう?

🕌リュステム・パシャ・ジャーミィの内部の絵や

他にもミニアチュールなど🖼🖼🖼🖼🖼

↓シーシャ(水タバコ)もありました。

女性用の服とバック↓

コーヒーサモワール? コーヒーチャイダンルック?

🇸🇦メッカ🕋のお土産で有名らしい?聖水ザムザムを振る舞うコップみずがめ座🥤

初代駐日🇹🇷トルコ大使や

寅次郎が読んでいた本📚
🇹🇷トルコ建国の父ケマル・アタチュルクにも、日本語を教えた事があるとかあんぐり!?👱‍♂

他にはユルドゥズ宮殿や🇷🇴ルーマニア、🇱🇰セイロン等で拾った🌿押し花🌼もあり
オスマン帝国、アジア、ヨーロッパから持ち帰ったモノなど展示されていました✨

そして3階は、第三章「忠太と寅次郎の絵ハガキ図書館
オスマン帝国に滞在していた時、寅次郎と友情を育んだ建築家・伊東忠太から、旅の途中に送られてきた絵葉書100余点を展示。

私的な手紙なので撮影不可🈲でしたが、御本人も絵が上手で、文章もユーモアに溢れる絵葉書の数々で魅力的な人柄が伝わりました📮💌

地下の売店では、ロクムや🧿ナザール・ボンジュウ等のトルコ雑貨も販売されていて
狭い空間に、オスマン帝国末期をギュと詰め込んだ空間で楽しめました爆笑


帰宅後、当時に思いを馳せ読み返した

📗【村田エフェンディ滞土録】(著:梨木香歩)

これは、1899年両国の友好の深まりを願い、留学生の1人に選ばれた村田の🇹🇷トルコ留学中の話で、在土🇹🇷邦人仲間で山田寅次郎もちょこっと登場します。

 

私は梨木香歩📖は『西の魔女が死んだ』しか読んだことないのですが💦

それとは全く違ったアプローチの歴史小説で、面白かったです。



山田寅次郎については、こちらのサイトにも↓詳しく説明されています

本当にエネルギッシュな人生で、ドラマにしてもらいたい(笑)



あと寅次郎は⛴エルトゥールル号遭難事件を知り


個人で義援金を集め、それを外務大臣に持っていくと、「ならば直接持っていって🤝友好を試みないか?」と

彼に渡土を促した外務大臣が、青木周蔵と言って、どこかで聞いたことあると思ったら、去年、那須に行った時に訪ねた重要文化財の洋館が、青木周蔵の別邸だったのでした。


画像追加