読書の秋らしく?紅葉久しぶりに本の話📚


まず、新刊の新書🆕

📗【物語 イスタンブールの歴史】

  「世界帝都」の1600年   宮下遼 著


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ローマ帝国の混乱を収めたコンスタンティヌス一世が303年に建設した「新ローマ」から、1922年のオスマン帝国滅亡まで1600年余り、「世界帝都」として繁栄したイスタンブール。

本書は、ビザンツとオスマン、2つの帝国支配の舞台となったこの地の案内記である。

城壁に囲まれた旧市街から、西欧化の象徴である新市街、東の玄関口アジア岸、そして近代のメガシティへ

複雑多彩な古都を愉しむ時間旅行。


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先週の【寵臣イブラヒム】で載せた、オベリスクの絵🖼が掲載されていたのはこの本です……が、それより、この帯の絵は…⬆️


📜1537年制作🖌️

スルタン・スレイマン・ハーンの両イラク遠征の諸駅屯


なんと、👳マトラークチュ・ナスーフが描いた🎨🖌️イスタンブルの都市図です🖼️✨


最初は↓本の中に出てきて説明読んで知りびっくりキラキラ


でも、白黒なのでとにかく暗くて残念に思っていたら、表示の帯だったなんて〜拍手


カラーのオリジナルはこちら⬇️

(National geographicよりお借りしました)

ミニチュア好きで🗺️地図好きの私は、見ているだけで、爆笑ワクワク〜😃💕

Fetihname-iKarabuğdan』、ドラマでは『スレイマン皇帝のペルシャ・イラク遠征記』と訳されていたものかな?


📖『スレイマン・ナーメ』は
シーズン4最後に御前に献上されました拍手
途中で、スレイマンマトラークチュを引き離してしまいましたがムカムカ、最後にこうして形として残り、とても嬉しかった✨爆笑!!


「オスマン帝国外伝」では、市場でイブラヒムと出会い、それからは親友として👬
戦地での記録と⚔️マトラーク以外は、特にそれらしい事していませんでしたが(笑)

イブラヒムも「エフェンディ」と呼んでいたように、武芸家 宮廷人として、先程のような🖼細密画はもちろん、ドラマの陰で、翻訳や数学や、とにかくこの時代の文化や教養にかなりの影響を与えた知識偉人で
東洋のレオナルド・ダ・ビンチと言われていたんですよね🎉👳

マトラークチュが、スレイマンの⚔️マトラークの相手した時、🤤ぼーーーーっとしたスレイマンを…思いっきり撃ってくれて筋肉
イブラヒムに対するうっぷんを晴らしてくれたようて、爆笑スカッーーーとした私ニヤリ

……マトラークチュの話はこのくらいで💦

この本は、説明にあるように、🇹🇷イスタンブルの街の地域ごとに、街の成り立ちから現在までのその歴史を紹介しているので、
あ〜……🛫旅に持っていって、読みながら街歩きしたくなりました爆笑


それから、著者の宮下遼さんは、オルハン・パムク(ノーベル文学賞🥇受賞作家)の翻訳もされていて、
私も一冊【わたしの名は赤】持っていますが

数年前に購入🛒した時に数ページ読んだだけで💧

…あとは、2年前に🧰100均リメイクで『自称 書見台風📱スマホスタンド』を作った時、スマホの代わりに使ったくらい(笑)💦

(レシピを見るのに、ここに置くとぴったりの目の高さ👀)

その後も2年以上、全く読んでいません💧

…私には文章が🤷難しいみたいで💦頭に全然ストーリーが入ってこなくて…………😅
だから上巻だけ(笑)📕💦

…でも、舞台が👑ムラトの時代なので、今ならイメージも膨らみ、面白く読めるかな?


ところで最近の本て📚、帯に写真載せてる本が多いですよね?⬇️
………読みにくいし、破けやすいし、失くしやすくないですか………?(笑)🤷‍♀️

(左⬆️スレイマン、右↗️ヒュッレムの肖像画)

出来れば、本の中に🎨カラーで欲しいえーけど
………中古本との差別化なのかしら?

でも単行本でも、本当に帯が大きいの多いですよね?………例えばこれも💦⬇️

📗【トルコの歴史】 (野中 恵子 著)

(ブルーモスク🕌、表紙じゃダメなの?!💧)


これも結構前に買った本で、オスマン帝国以前からの🇹🇷トルコ国内の地域毎の歴史が、詳しく説明されていて
私は、🇮🇳📺【ポロス】見ていた時、アレクサンドロスの歴史知るのに、久しぶりに読み返し(笑)
最近もちょくちょく読んでますウインク


あと他に、今年買った本で🆕まだブログに書いてないのが、トルコ研究者の重鎮の方々お二人の文庫本版2冊

📗【オスマン VS ヨーロッパ
  〈トルコの脅威〉とは何だったのか
  (新井政美 著)

📗【食はイスタンブルにあり
   君府名物考
  (鈴木 董 著)

半年前に本屋で見て🛒💦迷いましたが、以前図書館で単行本を借りた事あるのと、今も図書館行けば読めるし………と、その時は思っただけでしたが、
その後夫が🛒買ってきました(笑)

で、📺【キョセム】が始まると、また時代背景を確認したくなり、掻い摘んでまた読み直し、新しい発見がいくつもあり、勉強になりますウインク

鈴木董さんの本は、以前📗【オスマン帝国】も載せたことありましたが↘️

内容について、この時全然触れてなくて💦


でも、どこかで書いた(似たような事何度も書いてて、自分でも何処に書いたか分からない💧)

ドラマでは脇役の高官ですが、シーズン3後半に出てくるヒュスレブパシャと、スレイマンパシャが、その後に罷免された事や、

ララ・ムスタファパシャと、ソコルル・メフメト・パシャが同族だったことも、確かこの本で知りました。

(シーズン4で二人の会話で一言、二言そんな感じの台詞があったかな?🤔)


あとトルコ料理の歴史もバーベキュー左バーベキュー真ん中バーベキュー右🍆🥙🌯、情報化社会の今では、いくらでも📱手元の🔍検索で何でも簡単に得ること出来ますが
(……でも健康や生活関連等含め、閲覧数で上位にくる情報サイトは、他人の情報の切り取りで、知ったかぶりで無責任なの多くて好きではない…DASH!)
研究者がきちんと取材されたものは、説得力があります。


📗【オスマンVS ヨーロッパ】は、
有名な🇦🇹モーツァルトの「🎼トルコ行進曲」が生まれた経緯など、当時の欧州にとって、オスマン帝国の影響力の大きさや
(以前📺「ふしぎ発見!」でもこの辺🎺触れていた)

あと、笑ったのが
『そして寵姫に振り回されたスレイマンは、1558年にヒュッレムが世を去ると、彼女の生んだ無能な息子達の争いを、間近に見ながら晩年を送ることになる。』
とか🤭

どれもトルコドラマ見ていると、読み応えありますが、長くなるのでこの辺で💦