《オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム》
 シーズン3 (45)

☪️パルガル・イブラヒム・パシャ外伝☪️
   🛐 最終回 🛐


🧿🌙✨⭐🧿🌙✨⭐🧿🌙✨⭐🧿🌙✨⭐

昨晩🌇、「ナイフとフォーク食後に戻る」と、
いつもと変わらぬ、元気なイブラヒムを送り出したばかりのハディジェは、

⚰️柩の中の変わり果てた姿のイブラヒム
驚愕し、狂ったように叫び続けます。
⚰️柩を持ってきたマトラークチュも、いたたまれない表情で泣いていました。

突然の出来事に、ベイハン皇女ギュルフェムも驚きポーンハッ
興奮状態のハディジェを一度、引き離し
一旦、落ち着かせましたが………
悪い夢よ………そうよね!? 生きてるわ‼️
 あの人は生きている!!」と、
再び庭へ行くハディジェですが………

亡骸は⚰️柩ごと消えて何処にもありませんゲッソリ

いてもたってもいられず、ハディジェは🕌宮殿へ向かいました。


ハレムでは、朝からざわついている理由を、👸シャー皇女が👳メルジャンに聞くと……
シャー皇女も、信じられない様子ガーン


👸ハディジェは🕌スレイマンのもとへ

「あの人を殺してない、命じてないわね?
 なぜ黙っているの?

 命じてないと言って! 殺してないと…

 あの人は友人であり
 兄弟であり、大切な同志だと

 どうしたら殺せるの?

 ………たとえ殺せたとしても
 よくも私に………こんな仕打ちを!

 あの人は私の命。私の全て。
 子供たちの父親よ。

 あなたは誰? 兄とは思えない
 ………兄上には良心がある
 公正を重んじ、残忍ではない。」

スレイマンはハグをするも、拒否するハディジェムキー

「私に触らないでムカムカ
 もう私はあなたの妹ではない

 あなたの目の中に
 誰が見えるか分かる?………父上よ。

父上…👑冷酷王と呼ばれたセリム一世の名を出され、ショックで天を仰ぐスレイマン
昔、生前の母后様にも、言われた事がありましたね?
☪️アーミン🛐


そしてドア廊下に出ると、執務室からイブラヒムのものが運び出されているのを見て📚🗞️📦🖌️🗄️
ショックで💥崩れ落ちるハディジェ

そしてイブラヒムの柩は⚰️………
イブラヒムを埋葬せよ」と
指示されたマトラークチュ達が、雨の中🌧️泣きながら
✨厳かに見送ってくれていました。
雨はイブラヒム? マトラークチュの涙?
🌧️🌧️🌧️⚰️アーミン🛐🌧️🌧️🌧️🌧️


14年間、絶対的代理人として、全権を与えられていた、イブラヒムの突然の処刑に、
高官達にも衝撃が💥

アヤスパシャに「おちついてますな」と言われた法官エブッズード
「👼天国へ召されますように」と言ってはいたものの、イブラヒムの振る舞いでは当然の結果だとぬかし………もぉムカムカ嫌いムキー

🏴‍☠フズル・ハイレッデンは

🏴‍☠️「あのような貴重な政治家✨
 勇敢な指揮官は、二度と現れぬだろう✨
 ………だがなぜこんな事に?」

チョバンパシャフズルに同意し
「わかりませぬが、ただ陛下がアヤスパシャをお呼びになった夜に、事は起こりました」

と言ってアヤスパシャを見つめた二人
でも
🏴‍☠️「敵の多い方だったが、
ご本人の過ちなくば、この帝命はあり得ぬ」

一方👳チョバンパシャ
何であれ、イブラヒム殿は
 幾多の勝利を収め筋肉
 功績を残した偉大な政治家✨
 せめて☪️葬儀礼拝くらい………」拍手拍手拍手

それを耳にした👂アヤスパシャは、何か言いたそうに言い寄ってきますが

「悲しみの日には、沈黙が相応しいのです」
と、その場は🏴‍☠️フズルがおさめました。

(アヤスは🧞ヒュッレムの後ろ楯を持った途端、強気!?えー
………アヤスと、🧔チョバンパシャは、
👼イブラヒムが大宰相になった時に、高官に引き上げてもらったっていうのに………もやもや)


🧞ヒュッレムの息子🤴メフメト皇子も
大宰相ほど非凡で✨偉大な政治家が✨
 あのような最期を………」
ホンっトに、心が✨キレイな🤴メフメト🤗


すると……ハレムに…🧞ヒュッレムを呼び出すハディジェの😠呻き声が響きましたハッ
お前のせいでイブラヒムは死んだ
 お前の嘘や中傷が命を奪ったのよ!!

 神に滅ぼされてしまえ!!
 宮殿に来た日を呪ってやる🔮ハッ

 何もかもメチャクチャよ!!
 お前の計略のせいよ!
 虚言を吐いたせいでムカムカムカムカムカムカ

 宣言する! 今後、お前に安らぎはない
 あの世でも許すものかムキームキームキームキームキー

 私と同じように
 地獄の業火🔥で、焼かれるがいい🔥🔥
 いっそ殺してとナイフ、懇願するわ!」

泣きながら、飛び付きそうな勢い(鬼の形相で写真はブレブレ💦)のハディジェを、みんなで必死に止めて、この場は収まりました。


そして、🇫🇷フランス大使館では………

「帝命しかあり得まい、 
 大宰相は皇帝を傀儡のように見ていた。
 皇帝が許すはずない。」

ラフォレは、イブラヒム粛清のきっかけとなった、例の会談の相手でしたが、

その会談の後↓こんな事を言っていました

しかし、何ヵ月も協議し、調印に至る寸前だった協定は📃振り出しに戻ってしまい、
イブラヒムの死を残念がりました。

「あの方は合理的で、我らの理解者だった

さて後任の大宰相は………?


そして普段と変わらず、始まった御前会議

イブラヒムの後任の大宰相は、アヤスパシャに🏅

………アヤスこそ(もう呼び捨て!)、🧞ヒュッレムの🐍傀儡大宰相ムカムカ
それに………

イブラヒムのように🔠多言語を操れるの?
頭脳明晰だったイブラヒムに代われると??
✝️西洋文化を理解せず、外交交渉は?
人脈は??
まさか⚔️軍司令官が務まるとでも!?
……バイオリン🎻弾けるの?(関係ない?)

案の定、自分が大宰相になったばかりなのに
🧞ヒュッレムにいきなり、

「大宰相として👿リュステムを推挙して!
 彼を御前会議に出席させて」
と言われ………🐍蛇の正体を知るアヤスえー


そしてマトラークチュが今度は、エスマヌルのに荷物をまとめさせると🎒
船着き場に連れて行きました⛵
粛清の後は、その家族も亡きものにされてしまうのでハッマトラークチュは急ぎます!

イブラヒム殿のご家族に送り届けろ
 家族に事情を話し
 直ちに🏝️故郷へ逃げろと言え
 首尾よく運ぶように」と言うと

「虚言や中傷で大宰相殿を
 殺した者は代償を払うと?」(そうそう!)

「この世かあの世で必ずな!
 いつか代償を払う!」
と言い切りました✨ 尊敬に値するわ✨

どうか、イブラヒムが🧿みんなを見守ってくれますように✨
🧿アーミン🧿👨‍👧👬🛐


そしてもう一人、イブラヒムの死を深く悲しんでいるのが、🤴ムスタファ皇子✨
生まれた時から、👨‍👦家族のように、時には🤺師匠のように接してきたイブラヒム✨

成人してから更に、スレイマンよりも親身になってくれていた、正に恩人でもあります
(……それにあの密会の原因はムスタファDASH!)

昨晩の食事中ナイフとフォーク、次に生まれてくる子供は、なんとしても守らねばと、
「イブラヒムが支えてくれるうちは、誰にも負けない」
マヒデブランに言われたばかりだったのに………😢

残念ながら、🐏牧場の主人から預かった、大切な船⛵は、イブラヒムに届ける事が出来ませんでした😢


そして、スレイマンは眠れぬ夜が続きます。
イブラヒムの最後の声が蘇り、眠れません
(このシーン載せるの辛くて迷いましたが………パシャの気持ちを表している象徴なので………最後に😢)

そして、………ハディジェ
「お父様に何があったの?」と聞かれても
「天に召されたの………天国へ行ったわ👼」
と、言うのが精一杯で、

もちろん🌙夜も眠れず………

“己の半身を失って 苦しんだ事はある?
 喪失感は炎となり🔥
 全身を焼き尽くした?

 灼熱の鉄火となり
 業火の責め苦にあえいだ?
 
 悲しみが癒えることはないの?”

そして、導かれるようにバルコニーに行くとそこには愛しの夫イブラヒムが!
………でも首には🎗️絞められた後が………




笑顔になったハディジェでしたが………
やはり、イブラヒムは幻でした………👥

 “愛しい人よ 喪失が私を苦しめる
 私の全ての真実は あなたの影

 私はあなたの影を見た
 バラの香りがして🌹 あなたの声がした
 私の心に こうささやいた

 “”おお 恋人よ 我が皇女よ
  愛を語り 溶けてしまいたい
  2人ではなく 1つになりたい“”

 愛しい人よ
 私の体から あふれ出る愛よ
 ただ あなたに会うことが私の願い“

すると、👸シャー皇女が助けに来ました。

耐えられない」というハディジェに

「あなたを苦しめたヒュッレムは
 ただでは済まない 信じて」
と復讐を、誓いました。


こうして
「陛下のマクブル(寵臣、お気に入り)」と呼ばれ、
長年、周りからの羨望を独り占めしていたイブラヒムでしたが、

最後は、森の中に葬られてしまい⚰️
マクトゥール(処刑された)」と呼ばれるようになってしまいました⚰️🛐

☪️アーミン🛐

🧿🌙✨⭐🧿🌙✨⭐🧿🌙✨⭐🧿🌙✨

今回のハディジェは、ずっと興奮状態が続き、見てて可哀想でしたね………😢


シャー皇女も、💘初恋の相手が大宰相になるまでは良かったが、
妹と相思相愛で💏結ばれたのは、面白くないですよね?!
………自分は熊のようなくま?ルトフィーと結婚させられて(ただの地方軍司令官だし)

でも、前日🏠イブラヒム邸に泊まった時は、ハディジェ達に、夫婦で敵意を出していましたが

まさかイブラヒムが粛清されるなんて思いもよらないことが起きて、
憔悴した妹を憐れに思ったのと、初恋の相手を陥れた🐍相手に、👑皇族の危機も感じたのでしょうね。。。