きゅう、行方不明?(’83’3,④) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。


 

 

3月15日

3時に来てみるときゅうがいない。

検査へ行ってるとの事。

心電図か超音波かなと思っていると

点滴を打ち、ストレッチャーにのってやってきた。

一瞬ビックリ!!

又、バイ菌がはいったのか。

熱がでたのかと思い驚いた。

やはり 造影剤をながしこんだとのこと。

肺動脈のCT検査で血管の未端の末端までわかり

手術が可能かどうか確認の為の検査をしたとの事。

 

 

 

3月16日

小児循環器外科回診

T先生からきゅうの調子が良いので手術まで一時退院するか

外泊にするかしょうと言われた

一時退院となると、又、手術が延ばされる恐れがあるので

外泊する事にした。