実は、私マタニティブルーになりました
妊娠中、病院の母親学級で院長先生から
「出産後はホルモンバランスが崩れて、マタニティブルーになりやすいです」
とは何度も聞かされていましたが、まさか自分がなるとは…
6/28に退院できたぽんちゃん。
黄疸の治療をしたため、看護師さんからは
「黄疸はリバウンドがあるから、もし黄色くなってきたな、と思ったらすぐに病院に連れてきてね」
と言われていました。
看護師さんの予想通り、退院してから日に日に黄色くなってきました。
そこで、3日後の7/1にさっそくぽんちゃんを連れて病院へ。
黄疸の数値を確認したところ、たしかに黄色くはなってはいるものの数値的には治療をするほどではないとのコト。
ホッとしました
「黄疸より体重が心配ねぇ…そっちのほうが問題かも」
と、いきなり小児科の看護師さんに言われてビックリ。
3,432gで生まれたぽんちゃん。
退院時は、3,340gでした。
まぁ、これは皆一時的に減るものなので問題ナシ。
ところが、7/1の時点で3,344gだったんです。
退院の日から4日。
1日1gしか増えていないというんです
順調に母乳が出ていると思っていたので、これにはビックリ。
一日平均18~30gの増加が理想とされていますので、まったく足りていない
「ミルクを足したほうがいいかもね」と言われて、帰ってきました。
そして、その夜、だりおに電話でぽんちゃんの体重について報告しました。
すると、急に涙が出てきて止まらないんです。
止めようと思っても、ポロポロとあとからあとからあふれてきます。
ぽんちゃんへの母乳が足りていなかったコト。
そして、ななへ申し訳なくて、涙が止まらなかったんです。
ななは私が入院している間から、実家で預かってもらっていました。
私が退院して、実家に来るとすぐに飛んできたほど私に会いたかったようです。
基本、私にべったりの猫だったんです。
けれど、ずっと待っていた私はぽんちゃんにかかりっきり。
だっこも膝上もぽんちゃんが占めています。
どうやら自分の場所をとられたとジェラシーを感じたんですね。
ななの顔がすさんできていました。
授乳後など、時間が取れればななの相手はしていたつもりだったんです。
それでも、ななには足りなかったのでしょう…。
きつい顔になって、自慢のふわふわの毛もなんだかバサバサに…
それでも、いつでも私を見られる場所にいたなな。
ぽんちゃんに対しても母乳が足りていない。
ななに対しても、愛情が足りていない。
中途半端な自分がどちらに対しても申し訳なくて、堪らなくなりました。
そう泣きながらだりおに告げると、「ななはわかってくれているよ。ぽんちゃんだって、大丈夫だよ。」と慰めてくれましたが、ダメなんです。
電話を切っても、夜中涙が流れていました。
そして、7/4。
病院の母乳外来へやってきた私。
母乳マッサージを受け始めると、母乳の出方はまずまずとのコト。
ぽんちゃんの体重も、なんと3,514g。
3日間で170g増えていたんです
「体重が増えていないからミルクを足した方が良い」
そう小児科の看護師さんに言われたと、母乳外来の助産師さんに話すと
「どの看護師?!まったく問題のないおっぱいよ!徐々に出てくるものだし、今はこれだけ増えているんだからまったく問題いらないわよ。良いおっぱいよ。ママは頑張ってると思うよ。」
そう励ましてくれました。
すると、ホッとしたのかまた涙が止まらないんです。
母乳マッサージを受けながらずっと
この助産師さんのおかげで復活できた私です。
けれど、やっぱりホルモンバランスが崩れているのでそう簡単にはマタニティブルーからは脱出できませんでした。
1週間ほどは、メソメソ泣いていましたし。
涙が出始めると、1~2時間は止まらず声も立てずに泣いていました。
そして、問題のななも落ち着いてきました。
ななとのスキンシップの時間をもっと増やし、いっぱい抱っこし、話しかけました。
2週間ほどでななの顔も穏やかになり、ぽんちゃんに興味があるのか近づいてくるように。
ぽんちゃんを受け入れてくれたようです。
毛並みも良くなりました
こうして、元気になった私です
ホルモンバランスが崩れると、こんなに自分の状態がおかしくなるとは思いもよらなかったことです
マタニティブルーはホントに誰にでも起こりうることなんですね。