僕、今ちょうど31(歳)なんですけど
吉:うんうん
吉川さんのその30(歳)その付近ってどういう感じ…
吉:俺はね、33(歳)ぐらいの時は一番ボロボロの時だった
あっ、本当ですか?
吉:うん
はい、へぇー
吉:いろんなもんが壊れる時ってね
はい
吉:あのぅ、雪崩のように崩れていくからね
へぇー
吉:生意気な人生をおくってると
ええ
吉:本当に困った時に誰にも何も聞けなくなるんだよ
それ気をつけた方がいいよ
あのさぁ、偉そうに突っ張ってやってきたからさ
本当にまずかった時に誰にも聞けなかったもん
どういう顔して聞いていいか?わからなかったし
本人の中に答えを求めた、うん
落ちる時には潔く落ちる所まで落ちた方がいいね
まぁーのぼるしかないんだから
はぁ~
吉:いろいろ落ちた時に得られたものが、上げてくれるっていうか
うん、うん、うん
吉:すごくそれはプラスになるよ
でもあなたもデビューしていろいろ考えてさ
途中でそのSTARDUSTが付いた
で、取ろうと思った時に考えただろうしさ

僕やっぱり19(歳)からバンドやってて
吉:うーん
やっぱロッカーとしてやりたいと思ってずっとやってきたんですけど
やっぱり30(歳)手前になってちょっとそろそろ
そうも言ってられねぇーになってきて
まぁーお祖父ちゃんの話でテレビ出ろとオファーきて
吉:そうだよね、お祖父ちゃん上手くつかってたもん
俺もなんかで見たけどお祖父ちゃん上手く転がしてたもんね
アハハ
吉:ジジ転がしだよね、相当、けっこうタヌキだよね
いや、いや、いや

吉:いや、あんだけ出来るの面白いんだよ
いや~ほんとっすか、そう言ってもらえると

吉:俺らが出来ることは歌で感じることとか
愛とか夢とか何でもいいけど伝えることがやっぱり一番出来ることって
それしかないわけじゃん、ギャーギャー言ってようぜって感じだよね
漫才挑戦したいってなんか言ってましたが…
吉:サンドイッチマンなんか見てると本当
彼らはよく反復してやってるなって思うんだよね
すごく出来のいい漫才とか見てたらあれ音楽だと思うもんね
あぁ~
吉:パンパンパンパーンってやって、ここであっゆっくりやってるんだなぁーって
パパパパーン‥あれは音楽だよね
なるほど
ちなみに吉川さんがその漫才を本気でやろうと思った時
相方って今、決まってるんですか?
吉:やる?
えっ、いいんっすか俺で

吉:俺らじゃ漫才にならないよね
アハハ
吉:楽しそう♪いろんなことやってみたいね
あぁ、チャレンジしていくっていう
吉:自分に飽きないっていうか
自分がこうあがっちゃうことって大事じゃない
みんなあがったあがったってマイナスで言うじゃない
あぁ~緊張するって言うけど
日々そういうことがあった方が絶対にいいと思うもんね
あぁーそうですよね
吉:それ超えていくんじゃないかな
えーえー
吉:緊張しなくなると人間なんかさがってるっていう
むしろ危機感を覚えなきゃいけないんじゃないかな