∞マーブルポケット∞ 公演を終えて~その2 | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。

∞情報公開とデザイン∞

7月15日(本番2ヶ月前)の詳細情報公開までは、仮チラシにて、日付と場所のみお知らせをする。この仮チラシを作るのにも、かなりの時間と話し合いを要した。

デザイン案が3種類ほど出て、あれやこれやと悩む。一番シンプルなものに決まり、白黒印刷で左上のロゴマークのみ色鉛筆で彩ることに。

 
この作業もまた、稽古前の稽古場で皆で行う。まったく、稽古なんだか作業なんだか…といった具合いで、進行役のわたしは、焦りもあった。もちろんそれは見せないように努めたが。
 
ホームページもこのタイミングで公開。制作は三橋さんに頼んだ。
三橋さんは、
きゅっきゅ8企画のロゴマークを作ってもらっている。とても丁寧な仕事で、こちらの想いを大事にしつつ的確な提案をしてくれる。
初めて使うチケット予約フォームの扱いから、ページの編集に関するあれこれまで、ひっきりなしの私からの質問に嫌な顔一つせず答えてくれた。
本当に頭の下がる思い。
http://kyukkyu8kikaku.localinfo.jp

チラシ・パンフレット・チケットのデザインは、田中さんが担当してくれた。彼女の人柄が滲み出る、あたたかなデザイン。
そして、載せる情報や配置については、かなり多くの時間、
皆で話し合った。
2時間ほど観劇をして開いたスマホに200件のトークが繰り広げられていたこともある。

奇遇にも手作り大好きな人達が集まり、こだわりも強いがセンスも抜群なものへと、宣伝媒体が進化していった。

チケットは、柏二番街商店会にある、いしど画材にて、本の形にカットされた紙をベースに、クラフトシール紙にプリントされた型を切り、貼り、さらに背表紙に私のお気に入り8色マスキングテープを貼るという手の込んだもの。
とても評判が良く、前売りでチケットご購入の方に褒めて頂き、嬉しい限りだった。
さらに嬉しいことに、本番1か月以上前にチケットが完売した。
1公演28席と少なくはあったが、これには驚いた。
ありがたい以外の何物でもない。
そしてその後も、「ようやく予定が決まって、予約しようと思ったら完売していた。残念。」と、ご連絡いただいた方の多かったこと。
 
~その3に続く