重ねてゆくもの | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


あっという間に涼しくなり、暑いあついと言っていた日々が嘘のようなここ数日。お盆で、これまた嘘のように空いていた電車にも人が戻ってきた。

まだ暑い盛りの8月上旬、
おかげさまで、
きゅっきゅ8企画∞マーブルポケット∞
「彼女の音」
チケット完売。

その後、お問い合わせを何人もの方から頂戴し、
嬉しい悲鳴をあげている。

そして、台風が去った先週末、
一つ歳を重ねた。
干支が3回巡り終わる一年の始まり。
たくさんの方からお祝いメッセージやプレゼントをいただいた。

誕生日が同じ方から届いた
「年に一回のやりとりもまた良いもの」
というようなメッセージを見て
確かにそうだなあと、しみじみ。

普段はなかなか逢えない人とも、
改めて再会できるような心持ち。
自分が新たに出発する日でもある。

∞マーブルポケット∞の公演まで、
仕事したり稽古したり観劇観したり…いつもの日々が続くけれど、
毎日が新しい、かけがえのないものだということを例年よりも更に実感できる年になりそうだ。