大好きな「2355」を見て、少し外に出た。
今夜の空気の匂い、好き。
いつまでも、この空気と一緒にいたくなる。
ひんやりして、でも冷たすぎなくて、どこか懐かしい。
夏の暑さと共に感じた、たくさんの愛おしいものたちが、すっと秋に移っていく、あの感じ。
遠足の日の匂い。
お祭りの日の匂い。
公演の日の匂い。
それから、それから
一つじゃ足りない、からだ。
たくさんの想いを入れるからだは一つだけ。
そのかけがえのないものが、いくつもいくつも集まってできるお祭りや公演も、日常も非日常も
やっぱり、どれも奇跡だと思うよ。