舞台はね | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


舞台はね、
自分が役者として出演するかどうかは、わたしにとっては重要ではなくて

チラシやチケットの色や紙や形を考えた時も
チラシを置いてもらうのに、あちこちお散歩した時も
衣装を夜な夜な縫った時も
明かりを選んで重ねた時も
音を探して曲をつくった時も
役者さんのすてきな声や動きを見つけて引き出した時も

同じ想い

だったなあって、
さっきお風呂でぼんやり思ってた

かかる時間は各々異なるから

自分の時間の使い方を変えるだけ

だから、
「わたし出るから観に来て」

みたいなのは少なめ

「わたしの大好きな人たちが出るから」「とってもすてきな空間だから」

みたいなのは多め

それで
もう10年以上も観に来てくれてる人がいる。何人も。

嬉しい

その空間と時間は一度きりだから、やっぱりね、大好きな人たちに居て味わってほしい。

そんな想い。

わたしが贈りたいのは、きっとそういうもの。形がある贈り物もするけれど、形がない贈り物。


何の宣伝でもなく、今の想い。

ほんとはこれ、舞台の宣伝に付けたらいいよね。

ね。


(^_^;)

おやすみなさい。