素直になれなくて(ってドラマあったなあ) | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


みんなが幸せなら、それでいいじゃないか。そんな台詞があって、うん。それがいい。

でも、自分も幸せだったり楽しかったり嬉しかったりしていいんだよね。好きなものを好き言っていいんだよね。みんなが嬉しい楽しいのが、私にとってすごく幸せなように、他の人にとってもそうだって。

ほんとは好きだって気づいてるのに、自分以外の人が食べたいとか見たいとか好きってわかると、自分は何とも思ってないからどうぞって思うようになっていた。自分はそんなに好きじゃない、要らないって。なんか常に自分よりも相手が得になるようでなくてはならないって気がしてた。

ほんとは食べたかった。買ってもらいたかった。行きたかったり。見たかった。居たかった。話したかった。

その気持ちが、もや不満になってしまうんだね。

素直じゃないな。物心ついた頃から。