20歳で透析導入になるまでは、あれダメこれダメのてんこ盛りでなぁんにも楽しみがなかった。

なんとか高校はまとも行けてやっと友達もできた。


ただこれ以上悪くならないように、と言うドクターストップが常に生活に入り込む。親の立場になって分かったが、さぞ当時の自分の親もそんな子供を見て辛かっただろう。自分でもすべて諦めていた。


それが、20歳で透析をするようになってしばらくすると、解き放たれた鳥のように、心が軽くなりいい意味で居直った。もうこれ以上我慢しなくていいんだ、もうこれ以上悪くならないよなってね。


たまたま目の前に現れたのがテニスだった。ヘマト20(当時エポはなかった)くらいでヘロヘロになってテニスをやっていた。楽しかった。友達もできた。好きなこもできた。テニス合宿にも行けた。テニススクールにも通って、もうテニスが楽しくて仕方なかった。


だから、もし透析をなんとか免れて、保存療法で今まで何も出来ずただ生き長らえていたら…と思うと、ホントにゾッとする。


今回はその1として書いたが、また透析で生まれ変わり、生きててよかった!シリーズを書きたいと思う。