会社は、資本主義社会を構成するパーツだと言える。
資本主義は競争社会だといわれるが、
そんなことはない。
確かに、供給者側の狭い視野でみれば競争社会に写るかもしれない。
しかし、大局でみれば、
資本主義は社会に付加価値を生み出し続ける効率的なシステムだと言える。
消費者が望むものを供給する会社は利益を上げ、
消費者が望むものを供給できない会社は淘汰される。
この、社会への貢献を軸にした新陳代謝システムが資本主義の実態ではないかと思う。
一般的な解釈として、
資本主義を構成する個人は合理的経済人として定義され、
各々が自己の利益を追求するとされている。
しかし、
社会の実態をみれば、逆ではないかと思う。
消費者の心理を理解し、消費者が望むものを提供する会社が成長している。
利他の精神が企業を成長させている。
消費者を満足させることは、会社を儲けさせるための手段である。
と言ってしまえば、確かにそうかもしれないが、
実際に会社を経営している自分の感覚として違和感がある。
消費者を満足させることは、会社を儲けさせるための手段である。
というのは、湾曲した見方であって、実態をストレートに掴んでいる気がしない。
このように考えると、
資本主義社会の中の会社とは、利他の精神によって付加価値を生産する機関と言える。
きれいごとではなくこれが実態だと思う。
【ビジネスだから慈善事業ではない】
というセリフがあるが、それは視野が狭い。
【ビジネスは究極的には慈善事業】
と言える。
なぜなら、
・より良いモノを売らないと企業は残れない。
・より良い労働条件を提示しないと労働者は集まらない。
というのが資本主義だからだ。
すなわち、企業はより良いもの(付加価値)を社会に対して生み出すこと以外で生き残れない宿命にある。
付加価値を社会に対して提供することが、ビジネスであるし、見方を変えると慈善事業でもある。