子供に限らず、夫婦、友達、仕事関係など、いろいろな人間関係があって、時には相手に物申したくなることもありますよね。
特に子供相手だと、親が一方的にまくし立ててしまうケースもあるのではないでしょうか。
正直に言うと、僕もそういう時があります。

しかし少し冷静になると、相手を怒りたくなるような行動の原因には、相手の性格などの、全くこちらではコントロールできないものの他に、自分の接し方(もしくは自分がそういう雰囲気にしていた、など)が原因の場合もあると気付きます。

例えば、なかなか自己主張できない子供に対して、
なんではっきり喋らないの!!
なんて怒ったシーンがあるとすると、それって怒鳴られるのが怖くて、怯えているからだと思いませんか?
また、隠し事をするのは、怒られるのが目に見えているからです。かといって、怒ってはいけないのかと、言うとそうでもないと思いますが…
自分の接し方、もしくはこれまでの行動によって、相手がこちらの望む行動をしてくれず、余計怒りたくなってしまう…という負のスパイラルに入ってしまいます。
僕も、自分が怒るから子供が素直になってくれなくなる、ということは頭に入れておきたいなあと思いつつ、なかなかうまくいかない日々を過ごしています。

ただ問題なのは、この考えを貫きすぎると、相手を利用する性格の人にうまく使われてしまうことですね。
怒られたくないから嘘をつくのか、人を騙そうとして嘘をつくのか、というのは、天と地ほどの差があります。
そういう性格やシーンはうまく見抜けるようにならないといけませんね。