僕は結構子供に好きなようにやらせたいタイプです。
なので、人よりも子供がやっていることを「危ない!」と止めるタイミングが遅い時があるようにも感じています。
しかし僕は思うのです。
子供を全ての危ないこと、辛いこと、痛いことから守るのが本当に親の役目なのでしょうか??
大人にとっては当たり前でも、子供にとっては新鮮なことが、どれだけたくさんあるでしょうか。
自分たちもかつてはそうして色々と学んできて、今があるのだと思います。
例えば風邪なども、子供のうちにたくさんのウイルスと触れて、体がその対処法を覚えるということがとても大事です。
ただ、子供が泣いているのを見るのが悲しいとか、痛い思いをしないでほしい、という気持ちも十分にわかります。
しかし、それらの"親側の辛さ"も親自身がきちんと受け止めることが、子育てにおいては本当に大切なのではないでしょうか?
もちろん、命に関わるような危険や火傷しそう、のような大きな事故につながりそうなものは止めるべきだと思います。
しかし、外を走っていて転ぶ、だったり部屋の中でころげるぐらいであれば、後の対処をきちんと知っていさえすれば、ある程度は子供の好きにさせて良いと思っています。
「走ると危ないよ!」という言葉は、「ころぶと痛いんだ」という子どもにとっての学びの機会を奪っていることにならないでしょうか。
僕は、
・楽しいこと
・嬉しいこと
・幸せなこと
・満たされること
・辛いこと
・悲しいこと
・寂しいこと
・苦しいこと
などなど、いろいろな感情を色々な方法で知ることができた人こそ、本当に成功する人間になるのではないかと考えています。
世間一般で言われている教育方法を僕は詳しくは知りませんが、少なくとも情緒を磨かずに知識だけ詰め込んでもそれはロボットと同じではないでしょうか。