僕が育休を1年取ろうと思った理由について、少し整理してみたいと思います。
色々な要因はありますが、あくまで一つのケースとして捉えていただけると、何かの参考になるかなと思います。
元々は3ヶ月の予定だったが、延長して1年になった
そもそもですが、実は僕は当初、3ヶ月だけ育休を取ることで会社にも申請していました。
しかし、途中で予定を変更し、9ヶ月の延長を申請させていただき、結果として1年の育休になっています。
もちろん、延長したことについてもいくつか理由があります。
育休を取ろうと思った理由
僕が育休を取ろうと思っていた理由は、以下のようなものがあります。
ーーーー
・約10ヶ月という「子供の妊娠期間」が終わった後も妻と僕が半々の家事負担では釣り合わない、と思った
・成長が目まぐるしい0歳~1歳は、もう2度とこない(新しい子が産まれれば体験はできるが、それはuくんの成長過程ではない)
・少し仕事から離れて、本を読むなどで色々とインプットする時間を持てる
・仕事をしてると普段出歩けない、平日昼間の世間を知ることができるので、新しい世界やコミュニティを知ることができる
ーーーー
一言で言うと、子育てに集中することで、子供の成長を間近に感じられるのと同時に、自分自身も新しい経験を積むことで今後の仕事に活きる、と思ったことが理由です。
特に僕はマーケティングに興味があるので、【顧客属性】を身を持って体感できるのは、非常に貴重な体験だと思えたのです。
育休を1年間に延長した理由
僕が育休を途中で延長した理由は、我が家の戦略的な面と、僕自身延長することにメリットを感じたから、という2点があります。
・前提→1歳になる前に保育園に入れることはしたくないので、どちらかはuくんの面倒を見ていたい
・戦略→我が家の世帯収入的に、妻が先に復帰をした方が僕が復帰をするよりも収入が多い、妻の転職のタイミングとして年齢的にタイミングが良かった
・僕が感じる育休のメリット→本を読むなどのインプットの時間が取りやすい、たとえ今の会社に入りづらくなったとしても育休を1年取ったという経験を得た方が将来を振り返った時に価値が高いと思った(転職の時にネタにしやすい)
結果的に、育休を延長して、子供の面倒は見つつも自分の時間をうまく使えるようになったおかげで、今までは全くやってこなかったブログなどの構築も行うことができ、副収入を得るためのベースを作ることができました。
これは育休を取る前は全く考えていなかったことですが、考える時間が増えたおかげでこのような行動がしやすくなったと思います。
そして、このように文章を書くことで文章力がつけば、会社に復職した時にも必ず何かの役に立つと思いますので、win-winに仕立て上げることができます。
余談ですが、仕事しながら副業をしている方は本当に凄いと思います。
会社も育休を取ることに否定的ではなかった
さらに大きかったのは、会社としても男性が育休を取ることに全く否定的ではない、と僕自身感じられたことです。
僕が勤めているのは創業年数も浅い、いわゆるベンチャー企業で、子育てをしている30代40代の方も多くいらっしゃいます。
そういったマインド的な面と、会社自体も業務整理のようなことを行っていて、3ヶ月後には自分の部署や自分の業務が存在するかわからない、というような不確定な状況が逆にマッチしたかもしれません。
更に、僕自身ベンチャー企業で勤めていて、仕事は与えられるものではなくミッションに応じて作り出すものだ、と考えている部分もあるので、復帰した時の会社の状況に応じてできることをやる、という気持ちでいられているのも、育休が怖くない理由だと思います。
各家庭によって男性側が育休が取ることができるできないというのは、事情が大きく異なると思いますが、僕が言えることは
子供の成長とその仕事、どちらが大事ですか?
ということですかね。
もし子供の成長を選択できるのであれば、それをよしとしない会社は復職後にでも辞めてやればいいんじゃないでしょうか。
そうして、男性の育児に応援できない企業は人がどんどん辞めていき、淘汰されていってもいいんじゃないかな、と思います。