朝、昨日買ってきたバナナを見て
数年前までのことを思い出した
近所の生協には3種類のバナナがある
息子たちが朝、バナナジュースを飲みたがるので
余裕があると一番安いバナナが少し傷んで半額になるのを狙って買った
牛乳も割引シールが貼られたのを
育ち盛り2名、すぐに終わってしまう
賞味期限なんか気にする必要もない
食費は家族3人、米やら醤油やら全部ひっくるめて1ヶ月2万で抑えたかった
それが最近じゃ迷わず2番目のバナナを、美味しそうなのを選んで買ってる
すごい
そして先日、初めて自分の名前で固定資産税の払込用紙がきて
なんかグッときたのだ
こう、グーッと、腹の底に

そんな次男がねぇ
今朝は土曜日なのにさっさと起きてきて、パンイチで一瞬踊ったものの、すぐにネクタイしめて仕事にいった
半年続いたな
本当にいろいろあるヤツなのでまだ安心はできないが
そろそろ自分の人生であることに責任持っていただいていいんだな
長男の作業着を洗濯しようとしたら
ポケットからライターが出てきた
「おまえまだタバコ吸ってんの。体質考えたら本気でやめた方がいいよ。次男に卵、ふう子にネギ、おまえにタバコだよ」
『…なにうまいこと言ってんの』
そう言い残すとさっさと着替え
『ひさーしぶりに朝ラー行ってくるわ、解除になったことだし、混まないうちに』
これだからデブは
手もかからず、金もかからず、買ったバナナがいつまでも終わらない
時代はめぐり、シアワセはその時ごとにカタチを変えてついてくる
心配はいらない
良いことと悪いことの区別はつく
やることをやる
油断しない、調子に乗らない
うん
雨降りそうもないな
山行ってこよう