橋を渡りながら
「少し汗ばむ、なんだか春の終わりのような陽気だねぇ」
と言ったら
川の向こうの大銀杏が「そんなことない」と
空を弾き飛ばしながら言った
気がした
春と秋とじゃ空気が違った
春は山の木が空気を吸い込んで
ふうわりふうわり吐き出して霞をかける
秋は山の木が空気を追い払って
中にむかって土にむかってしんしんと冬支度する
よく考えたらそんなふうかもな
潔い
イサギヨイ
夕飯何にするべか
今日は毛布を干しました
ふう子の保険に入りました
お昼は焼そば食べました
台風に備えよう
また山に行けんな
ワタクシの寝室のカーテン
焦げ茶のレースがあやしかろう?
ふっふふ
でも昼間見るとかわいいと思うで
ほぅら
寝室の横が竹藪でも梅林でも空き地でもないで