いつの夕飯だったか
鶏肉を食べてしまわないとな
醤油とニンニクと根生姜につけといて、片栗粉はたいて両面焼いたところに茄子とピーマンと椎茸炒めたの混ぜて、つけダレに味噌少し混ぜたので軽く味付け
そのままフライパンでお願いします
いつの昼飯だったか
仕事で親しくしている取引先の方と昼飯どうですかとなり
商店街のはずれにある昔からの食堂で
今日のランチセット
「すんませーん、今日のランチお願いしまーす」
おばさんトコトコトコ
「はいい??」
「あ、今日のランチお願いします」
「ああ、ごめんなさいね、お父さーん、ランチですぅー」
「はいよーぅ」
なめこと三つ葉と豆腐の味噌汁、ワラビの漬け物、筍とちくわの煮物、注文してからペッタンペッタンペッタン、じゅじゅじゅーーーーっという音が奥から聞こえてきてそれだけでご馳走なハンバーグとトロトロの目玉焼き
「なに?ワラビ?」
「そうなの、アク抜いてね、ちょっと漬物ぽくしてみたのよ」
「おいしい!」
「そうですか、ちょっとね、漬物ぽくしてみたから」
最後におばさんがコーヒー持ってきてくれて、800円ナリ
そこへオサレな若者が「カレーが超うめーらしいよ」と入ってきて
ワタシが出て行くときに「カレーもうまいけどトンカツもすごく美味しい」って話してたら、通り過ぎた男の子3人が顔を見合わせて戻ってきて入ってった
こんな美味しいお店、知らない人が多くてもったいないと思ってたから、若い子たちが入っていくのは嬉しい
前は常連のおっさんたちがタバコもくもくで酒飲んでるばかりだったけど
おじさんおばさん、長生きしてください
今日も明日も、美味しいものを食べて生きていくのさ