先週だったか、仕事を仕舞おうと立ち上がると同時に珍しく長男から電話
「あ、おかんわりぃ。もう家?」
「いや、今仕舞うところだが?」
「夕飯もうなんかしてる?」
「いや、これからだが?」
「じゃあわりぃんだけどさ、無性に親子丼食いてぇ」
帰りに生協寄って、鶏肉と卵を買う
長男の好きなトロトロの親子丼を作る
モノも言わず、食い始める
すぐに箸を置き、スプーンにかえてかっこむ
ご飯粒一つ残さず、完食
「ふ〜〜〜っ、食ったぁ」
次男が卵の重篤なアレルギーだと診断されたのが長男が小学校にあがる頃
家に卵があることすら許されず、思えば長男にはずっと卵の料理をガマンさせていたのだな
次男のためには当然だと、アタシはなんの疑いも持たず今日まできてしまったな
やり直しだやり直し
時々「甘い卵焼きが食いてぇ」という24歳にはそれなりの理由があったのだ
てことに、今頃やっと気づいたってワケです

いつでもエラそうですね、このヒトは
自分の息子の気持ちも自分勝手に解釈してきたヒトがw
ある日の長男朝ごはん
レタスの外葉とウィンナーをシャキッと炒めてトマトとマヨドレであえました
「食いづれぇ!」
はいはい
さあ登るぜ
の後ろ姿
あ
このTシャツかわいい?
欲しいですかそうですかアタクシとオソロイで着たいですか
生地も厚めでしっかりしてるし、気持ちの良い綿です
これでMサイズっす