毎日の悶々とした頭の中を空っぽにして寝ないと、寝つけないしイヤな夢見そうだ



そう思って枕元に読んでない本を積み上げる



軽〜いのがいい



浅田次郎の短編か



いくつか読み進めたうちの一つに、なんだかとてつもなく哀しい苦しい気持ちにさせられた



あああ、アタシの知らないところで息子たちが最後を迎える決断をしたなら!

しかしアタシとて、今何かがあったら母の元へ行こうとは思わず、息子らと一緒に過ごしたいと思うハズ

いやぁ!ゆっくり寝るために読んだっていうのに!





意外とすぐに寝ました

おまけに起きたら「はぁスッキリよく寝たわー」

そんでトイレから出てきながら「はて、昨日読んだ短編のタイトルはなんだったかいな」

まあ、そんなもん



よくヘンテコな夢を見るタチで、昔は夢専門のブログを書いたりしてましたが

夢というのは意識して覚えてようとしないと忘れるもんで

特に書いたり話したりしているうち脳内で脚色される

夢をきちんと覚えてるには訓練が必要なのです

ユングや明恵上人を読んでごらんなさい

ちんぷんかんぷんです



最近もよく夢は見ているようだけど、朝になるとキレイさっぱり

「なんか楽しかった気がする。ならいいや」

てなもんである






毎朝長男にポットに入れたお茶を持たせる。

今日は鍋で作ったルイボス茶が少し余ったので、コップを汚したくないばっかりに鍋から直接ゴクゴクと飲んだアタクシ

ハタと子供の頃に読んだ漫画を思い出す




何もない牢屋のようなところで、痩せ細った老婆が、バケツになみなみと入った水を一気に飲み干し

「ああ、美味しい。この一杯の水が、一番の楽しみ」

みたいなことを言うのだが、しばらくするといなくなってしまい、森に行くと老婆にそっくりな木がある

人が木になってしまう、というような内容だった

なんだかよーく覚えてる

友達とリボンやなかよしやマーガレットを回し読みしてたので、いつのなんだかはわからんが

鍋から直接なんかするといつも思い出す

こういうの、トラウマっていうのかな、ちっさいけど





ヘンナコトばかり覚えているもんである



真にキッツイことは薄まって忘れていく

薄まって忘れるまで気に留めないようにする

それもありがたい能力なんではないでしょうか