「明日は山だ!」と4時半にタイマーセットし、早々に布団にもぐりこんだ日の深夜2時28分
スマホがブーッ
ずーっと音信不通だった次男
「明日帰る」と一言
なんなんだもう
言いたいことは山ほどあるが、とにかく今日は放置して寝る
山頂から「母は山でいないから兄に言え」と返事して、長男にも次男帰って来るらしいからよろしくと
しばらくして長男から「明日だってよ」
きーーっ
2時の明日は明後日!
夕方の電車で来るらしく、長男に迎えに行ってもらって、とにかくばあちゃんが心配してるから顔見せてきてくれと
そんでどうせそのまま帰るんだろうから、夕飯は予定通り長男と2人で正月休み最後の晩餐、豪華家焼肉
国産和牛セット2人前
そしたら
「食べていく。明日帰る」
泊まるんかい
長男は嬉しそうに「おかん、肉買い足してこいよ!たまには次男に運転させないとペーパードライバーになっちゃうぞ!」と金をよこす
ホントにいいヤツだなコイツ
次男とスーパーに行くと
「もう冷蔵庫の中に調味料しかないんだ」
しらんがな
クリスマスだ年末だと無計画に好き勝手やったからだろ
ばあちゃんにも親にも元旦におめでとうの一言も言えないヤツがなに言ってんだ
大量に肉を食い
「風呂はアパートで入ってきたからいい」とツンツルテンのパジャマ着て
「なんでアタシのパジャマ着ちゃってんの?」
「貸せ」
こいつ焼肉じゃなかったら帰るつもりだったな
布団は洗って干してしまっちゃったから自分で出せよ
翌日は早朝からすんなり起きて
大量に作った弁当と食材持って
お兄ちゃんの出勤にあわせて帰って行きました
言えば言うほど離れていくのがよくわかる
遅れてきた反抗期、遅すぎる何度目かの自我の確立
厳しい学校難しい授業楽しい友達かわいい彼女
初めてのバイト(今までは家庭教師と塾の補助講師しかしてないから)
うるさい親
もう
クビに縄つけられるワケでもなく
本人の人生
自分で気づかなければ他人は気づかせられん
親も他人
たとえ留年しようとも
留年した人生がある
あ、アタシも中退人生だったわw
気づけよ
というワケで、言ったことは
「四年で国家資格とって卒業すれば何も言わん」てことと
最後に「元気そうでよかった。たまにはご飯食べにきなさい」
ってことのふたつだけ
アタシはアタシの人生をまっとうしてまいる
かわいいのはコイツだけだぁ
コタツから肉球出てますよ