ヘンテコなハイテンションっぷりで帰宅した次男
ずーっと喋っている
昨日は
初めての解剖だったらしい
カゴに入ったマウスがチョロチョロしてるところから始まったらしい
「安楽死させるとこから」
説明があちこちにすっ飛ぶ
「音がするんだ」
「オレ毎日ふう子触ってんじゃん、シッポとか」
「アルビノの白いマウス目が赤いやつ嫌いでしょお母さん」
「最初のところは男子がやるんだ。3人一組女女男、俺じゃん」
「できなかった…どうしてもできなくて先生にやってもらってしまった…だって音がするんだよ…」
結局最後は
「かわいそうって思っちゃダメなの?」
「手を合わせたらいけない?」
「慣れた手つきで次々やっていく先生ってどうなんだろう」
苦悩は続きます
おまえは毎日牛や豚をさばいている方たちに同じ事を言えるかい
マウスの筋肉や筋や血管や、身体の仕組みがよーくわかったかい
いろんなものの犠牲のうえにヒトの生活がある
おまえが選んだのはそういう職業
手を合わせるのは心の中だけにしなさい
「そうか。うん、わかった。大丈夫、キレイに最後まで解剖してあげられた(あげられたってのもどうよ)勉強になった」
検体してくださる人はすごいねぇ
「そうだね…」
保育園の頃から「変わった子」と言われ続け
ひどいアナフィラキシーでいろんなもん食えなくて何度もぶっ倒れて
宿題できなくてさ
中学校の職員室じゃ有名だったのよ、頑固なまでに課題やらない人で
私立進学校特待生受かったのに経済的色々免除を捨てて公立受けて落ちて
私立じゃ成績ビリッケツを通しましたね
そしてまた高3の春からのまさかの進路変更
担任もぶったまげる理学療法士
「すごくあってる…すごくあってると思うよ、次男くんに!しかしなぁ、この成績で今から…」
いわゆるFランクっての?なら指定校推薦だすと言われて
学費は高いし通えないし卒業後も不安だし
今の大学受かった時は職員室で担任が
「嘘…」と言ったあとバンザイしたそうで
いや、クラスでは低ーいランクの大学ですけど、次男の成績からいったらバンザイなレベル
まあね
今もギリギリのところで頑張ってますけどね
いいんじゃないでしょうか
いろんな事をちゃんと感じる心を持っている
でも私情に流されない
迷いながら、でも正直に迷いや悩みや解らないってことを相談できる
ちゃんと自分なりの解決をみつけてまえをむく
曲がりなりにも医療に携わるワケだから
そういう風でいてくださいな
はたして人体解剖までたどりつくのか?
母ちゃんも受け止める準備をしよう
んで今日の弁当、と朝食
なんとなく鶏もも肉丸ごとの照焼きはやめた、用意してたけど
ほら、筋とか皮とかね
ちっちゃい思いやりだぞ

やべぇ
2年前から求人来ないと嘆いてる…
廃業か?