ひとりきり、ベッドに寝転んでゆーーっくり本を読んでいた



最近は何も考えず気持ちよくどんどん読める小説をたくさん積んでどんどん読む



お話の世界にとっぷりつかりながら、つい「ぷっ」と音を立ててしまったとき



ベッドの端に寝ていたふう子にものすごく長い文句を言われた




にぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーんぉぅ




ちょっと

なに???

すまなかったよなんだよいいだろちょっとくらい




さっきまでアタシと本の間に立ちふさがる寝転ぶ尻押し付ける等々のやりたい放題をじっとガマンしてたじゃないか

胸の上に乗ってアゴをザローンと舐めるのはやめてと言ったけども




最近寝言を言ったり

次男のナゾの挙動に「にぇ」と言ったり

心の声がダダ漏れのふう子さんであった










「だってなんかもう…」



と言っているようである




遊んで撫でてかまって言ってるのに本を読み続けるおかしゃんを諦めつつ寝に入ったのに、隣でぷっとやられてムカッときたんですってさ



はいはい