早起きして遠くまで行ってきた
フラワーカンパニーズのハイエース聴きながら行ってきた
去年の今頃、登った山の近く
ゴンドラで上まで行けば、整備された木道のある短いコースがあるから、樹々の中をゆっくり歩ける
そう思って駐車場に行くと
今シーズンの運行は終了していた
ゴヨウツツジの花が終わったら
雪が降るまでおしまいなんだって
がっかり
迷ったけど
山の麓まで行ってみた
空は澄んで青く
山は空を突き抜けるように聳える
駐車場はいっぱいで
山を降りてきた人、これから登る人
ジーパンはいて一人でぼーっと空を見上げてるのはアタシだけ
泣くことないのにさ
ぐるっと降りて、ゆっくり吊橋を歩く
途中すごく揺れると思ったら、巨大なカップルが向こうから渡り始めた
ざっと見積もって総体重180キロ
「思ったほど揺れないね〜♡」
いやいやいや揺れてるから
てか揺らしてるから
ココデヒトリデオチテユクノカトオモッタヨ
「ちょっと早いですけど、いいですか?」
「もちろんどうぞ」
フレンチレストランのような、綺麗なお蕎麦やさん
無農薬十割蕎麦だって
出されたお水が柔らかい
ほんのりレモンピールのかおりがする
蕎麦はもちろん、蕎麦湯がびっくりするほど美味しかった
黒糖で煮た花豆も
「たいへん美味しくいただきました」
「ありがとうございます。お客さん、どちらからいらっしゃいました?」
「群馬です」
「あらぁ、これから観光ですか?」
「いえ、帰ります」
「じゃあ、昨日からお泊まり?」
「いえ、早朝ドライブです」
「……!」
楽しかった
帰ってきて、次男とバイク屋に行き、通学用の中古原チャリを買う
黒いリトルカブ
超カッコいい
整備をお願いして
そのまま教習所に行き
次男の普通免許と自分の中型免許を申し込んで
たいへん有意義な53歳の誕生日であった
ふつうにその辺の山の上でジグザグカクカクヒュンヒュン飛んでる光をよく見るので、信じるも信じないも…ねぇ…