今日はいつものじいさんのお話







ここに書いた、いつも


「おああああっ」とか大きい声出しながらのぼるじいさん



今日も元気に登ってきた



祠に手を合わせ



隊長が「コーヒーありますよっ」というも

「そんな上等なもん飲むほどじゃねーからさっ」

と笑いながら行ってしまう



「うはあああっ」と言いながら



以下隊長談



あの人、コーヒー大好きなんすよ

元々奥さんが山とコーヒーが好きで

一緒に来始めたんですけど

奥さんが大きい病気しちゃって

でも駐車場までは一緒に来て

奥さんは公園をぶらぶらしながらご主人を待つんです

そんで時々デカい声出すんすよ

オレはここにいるぞーって

岩場まで来たぞーって

合図しあうんすよ、公園の奥さんと


奥さん待ってるから行っちゃった





なんか感動した

素直に





いつも最後の岩場登り切るとリュック脱ぎ捨てていくんね

ラスト少しでも身を軽くするんかね





あれは、空のペットボトル入ってるんすよ

背中から落ちた時のためのクッションです

上まで来ればいらないから





じいさーーーーーん

もういくつかで八十だって

なぜ登る〜?

奥さんのためかい?

気をつけて、続けとくれ〜





帰りにいつもと違う駐車場まで歩いて回ったら

たまたまじいさんがいた

ばあさんが嬉しそうにリュックを受け取って車に乗せてた




そういうことだ

そういう、ことだ




「お疲れっすーーーっ!」

と声をかけたら

「おーーーい、お疲れさーーーーん!」




夫婦の笑顔がアタシを癒した

癒す、って、こういうことだな







また登ろう






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コーヒーうまいけどなー



今日はもうアチかったから汗ビッショリだったけどなー、たしかに






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どうかなーーー



アタシたちは慣れたけどなー