なんとかしてください
きいてよちょこら
今朝、出勤途中
どこかのおばさんが道端に酒を撒いていた
ドボドボと
ああ、なにか轢かれちゃったのかなあそこで
猫か狸か猪か
ああ
通夜返しの一合瓶と柿の種
お山のじぃじがお亡くなりになった
次男が6年生の時から、毎年お世話になったキャンプ村の村長
孫がじぃじと言ってたから通称でそう呼んでいたけど
まだ現役バリバリの67歳だった
次男と通夜に行った
顔が見たかったから、早めに駆けつけ
じぃじは文句言いたそうな顔で
角膜提供したから目が少しくぼんで
身体中ガンにやられて
それでも自分で食いたいもん食って運転して
好き勝手やって
手術の前にもドクターに
「ロシアに釣りに行かなきゃならんから、パパッと切っちゃってくんない!」
抗ガン剤の合間にロシア
その後孫とホテル三日月
緩和病棟に移されても
「いったん治療を休んでメシ食って体力つけて治すってこった!」
と負けてなかった
でもなぁ
ガンにやられてない目だけ
そんなじぃじの顔を見て
次男に
「アタシが死んだ時も使えるもんは全部使ってもらおう。燃やしちまうだけなんだから」
と話す
不意に決意した瞬間
じぃじ、ありがとう
しかしなぁ
棺の中で文句言いたそうな顔してる人はあんまりいないよ
じぃじらしい
そっちでアラスカよりロシアよりいい釣りができるといいね
アタシも疲れたのダバダバの言ってらんねぇ
てことで朝からチョコラパワーっした