ここいらは古い町で

雛祭りは旧暦で

本日の青空市には、我が社の会長宅に代々残るお雛様をお連れしました
青空市はうちの会長が声かけて始まって、20年たちます





たくさんあるうちの、こちら一番人気








江戸末期の大きな立ち雛

なんと楽しそうに踊り出してらっしゃる



別の五人囃子もお連れして





やんややんや



せっかくなので、市に出ている和菓子屋さんから桜餅と草餅を

金魚屋さんからも赤い着物でにぎやかし








普段は立派な蔵暮らしですが、江戸の昔から繰り返し繰り返し飾られて

お髪はとれて裾は虫食いですが

なんとも楽しそうじゃないですか

博物館にでも並べれば

もっと美しく保たれるのだろうけど

やっぱりお雛様は普段の生活の中で年に一度の花を咲かせる存在がいい



で、ここんちのお雛様は皆さん楽しそうでいらっしゃいます



飾りつけを手伝ったうちの次男が

「すげーな。鑑定団に出したらイチ、ジュー、ヒャク、センてどこまでもつくんだろな」と




それを言っちゃあ、おしまいよ

さわれなくなります

でも毎年、さわって出すからこそ、こーんなに幸せそうなんじゃないの


今日はたくさんの人が見にきてくれて、ますます顔がぴかぴかしてます

手を合わせて拝んでいくおばあさんもいました



わたしはお雛番しながら、揚げたてメンチ、焼きたて団子、熱々おでんに甘酒
すげーな

昼には魚屋さんの、桜えびと枝豆の炊き込みに鯖の煮付と卵焼きと蛍烏賊という、それはそれは素晴らしいお弁当をいただき

とってもきれいなお弁当だったのにね、食べること優先で写真なしっていうね


地元のおばちゃんたちが輪になって音頭踊って


あああー


本当にいいところにお勤めさしていただきました

長生きします