昨日は大根がなくなったので会社帰りに友人宅へ抜きに行った








ちょっと目がかすんでピンぼけなのはお許し下さい


こんな大根を3本、白菜一株、大量のナスとピーマン、そしてれんこん




「れんこん?」




思わず畑と化した広大な庭に目をやると

「いただきもんだから。沼ないから。」

そうか

私はまたダンナが沼を掘ったかと思った




地元の高校を卒業し、東京のデカくて有名な美容師の学校へ行き、バブルをバチバチはじけさせてた彼女は、あっという間に結婚と離婚を経験してパーマ液にかぶれ帰郷した

そして地元の町工場で事務仕事しながら土地持ちの年下夫をゲットしたのだ

しかしまたこれが土地持ちの超倹約家

畑の野菜ですべて賄え的な

クシとハサミを鍬に持ち替え、パートの傍ら今日も大量に大根抜いてます





働くんだよ、この年回りは

散々遊び倒して、ケロッと切り替えアホみたいに働く女が多い




年末はそんな女たちとトトじいの居酒屋でウサを晴らすぜ











今朝、弁当のおかずにつくったれんこんのキンピラ

れんこん、ちょっとふう子がかじってみた跡がありましたが




「もらった大根でばぁちゃんがなます作るってよ。食べる?」

「食べる食べる!秋植えのジャガイモが掘れたよ。取りに来る?」

「行く行く!」






こうして暮らしてゆくんだなぁ

酸いも甘いも

老いも病も




更に年をとったらこの畑が命綱になるかもしれん

大事にしよう

沼も掘ればいいんじゃないか





女はたくましい