重たい仕事がぶっ続いてようやくの日曜日、ランニングと短パンで鬼のように汗水たらして掃除洗濯様々こなしながらふと新聞を見ると、おおぅ、文藝春秋発売してるではないか




慢性的に生活費の自転車操業繰り広げておりますが、本はほぼ全てブックオフの108円コーナーですが、昔から芥川賞掲載の号だけは買う




今回は売り切れるかもしれないぞ




大急ぎで着替えたり化粧したり、取り急ぎ一番近いコンビニまで山を降りる




案の定、一軒目はナシ

二軒目にもなかったらちょっと遠いけど大きな本屋まで行こう、と考えながら入ったら、ありました

あな、うれしや

冷たいペットボトルを3本とシュークリームをひとつカゴに入れ、いそいそとレジに行くとそこにはスキッと浴衣をきた若いにいさんねえさん

そうか、今日は祭りだったか




浴衣にいさん、爽やかな笑顔で
「シュークリームも一緒の袋でよろしいでしょうか?」




「はい」
といいながら黙って文藝春秋を袋から取り出し、大事に小脇にかかえる




てめぇ
シュークリームじゃないだろ
ひんやりと汗をかいた冷たいペットボトルと雑誌を一緒に入れんなや




もう、ほんっとーに、いやっっっ



でも、何も言わずに外へ出た



言えば良かったかもしれない



でも、ワクワクが減ってしまうんだ



前日買った仕事用のシャツがしまむら900円
文藝春秋一冊970円
小僧、その価値を奪うなよ




まぁ、ヒトそれぞれだけどな
ものの価値なんてさ




さあ、明日は好きな時に好きな姿勢で好きなだけ本を読みますよ